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菅首相の余裕なき不機嫌会見 集中する「会見しない理由」質問に 接待問題では市民団体が告発、首相長男は懲戒処分に (1/2ページ)

 菅義偉首相に余裕がなくなっているのか-。新型コロナウイルス緊急事態宣言の6府県解除を受けて、26日夜、首相官邸のエントランスでぶら下がり取材に応じたが、正式な記者会見を開かなかったことや、長男の正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による総務省幹部への接待問題、山田真貴子内閣広報官の高額接待などを聞かれ、不機嫌な表情を隠さなかったのだ。接待問題では、市民団体が同日、贈収賄罪での告発状を東京地検特捜部に提出した。

 「大体(質問は)出尽くしているのではないか」「先ほどから同じような質問ばかりじゃないでしょうか」

 菅首相は約18分間にわたって約30の質問に答え、最後は語気をやや強めてぶら下がり取材を打ち切った。

 内閣記者会は26日午前、新型コロナの政府対策本部終了後の記者会見を求めたが、官邸側が拒否した。山田広報官が会見を仕切ることを避けたとの見方が広がり、ぶら下がり取材の質問は「会見しない理由」に集中した。

 菅首相は「1都3県については3月7日に解除できるよう徹底して対策を行うことが必要だ。全体を見た上で会見をすべきだと判断した」と説明し、気色ばむ一幕も。「山田広報官隠しではないか?」との指摘には、早口で「まったく関係ない」「(山田氏は)国会で説明している」と短く答えたのみだった。

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