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東京五輪関係者、中国ワクチン接種で入国…大丈夫か? インドネシアでは接種完了後に350人以上が感染 欧米製との“効能格差”は明白 (1/2ページ)

 東京五輪・パラリンピックでは、日本を訪れる各国の選手や関係者の大半が新型コロナワクチンの接種を済ませる見通しだが、そこで浮上しているのが「ワクチン格差」の問題だ。欧米製と中国製で効果の差が明確になり、接種済みの人も一部で感染リスクが高い可能性がある。

 東京五輪・パラリンピックでは出場選手や指導者などの約8割、国内外のメディア関係者の7~8割が大会までにワクチン接種を済ませる見通しとされる。

 ただ、どのワクチンを打ったかで感染防止効果は違ってくるようだ。

 香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、香港大がワクチンを接種した市民1000人の抗体反応を調べたところ、米ファイザーと独ビオンテック社が共同開発したワクチンを接種した人の抗体レベルが、中国製薬大手の科興控股生物技術(シノバック)製を接種した人のレベルを「著しく上回る」という。

 中国当局は20日、国内のワクチン接種が累計10億回を突破したと発表したが、中国製ワクチンを接種して来日するのは中国の選手や関係者だけではない。中国ワクチンは途上国を中心に普及し、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国に有償・無償で供給が確定されたワクチンは同日時点で約1億2000万回に達した。カンボジアでは96%、インドネシアで91%、ラオスで約89%、フィリピンでは6割超が中国製とされる。

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