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河野氏か岸田氏か高市氏か…麻生氏の“魂胆” 混戦模様、総裁選の動き加速 岸田氏メディアで政策アピール、高市氏推薦人20人の確保にめど (1/4ページ)

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)は混戦模様となり、週明けの6日から動きが加速する。世論調査トップの河野太郎行革担当相は週内の正式表明に向けて調整を続けた。高市早苗前総務相は、安倍晋三前首相の支持を受けて立候補に必要な推薦人20人の確保のめどがついた。岸田文雄前政調会長はメディアやインターネットの番組で自身の政策をアピールした。新総裁は、新型コロナウイルス対策や経済対策、外交・安全保障政策を牽引(けんいん)し、次期衆院選を見据えて「勝てるリーダー」でなければならない。こうしたなか、派閥の後輩、河野氏の出馬に慎重な麻生太郎副総理兼財務相の動向が注目されている。

 「一人ひとりの顔が見える地域の中で、みんなが参加して創り上げる地域社会を大切にしながら、国民にできる限り近い場所でみんなの課題を解決していくという、本来の保守政治に、私たちは今、戻らなければなりません」「もう一度、国民が参加してこの国の未来を決めるわかりやすい政治を実現していきたいと思います」

 河野氏は先月末に出版した新著『日本を前に進める』(PHP新書)の「はじめに」を、こう締めくくった。同著の帯には「温もりのある国へ」と記されており、総裁選出馬を意識したような装丁だ。

 共同通信社が4、5両日に実施した全国緊急電話世論調査で、自民党の総裁候補のうち、次の首相に「誰がふさわしいか」と聞いたところ、河野氏が31・9%で1位だった。石破茂元幹事長26・6%、岸田氏18・8%、高市氏4・0%などと続いた。

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