記事詳細

河野氏か岸田氏か高市氏か…麻生氏の“魂胆” 混戦模様、総裁選の動き加速 岸田氏メディアで政策アピール、高市氏推薦人20人の確保にめど (4/4ページ)

 ◆小林氏「岸田氏なら大宏池会構想前進」

 党内では、岸田氏が「二階俊博幹事長外し」といえる党役員の任期変更を打ち出したことが、「菅降ろし」につながったと指摘する向きもある。二階派などでは「岸田だけは許せない!」という声が強い。

 こうしたなか、石破氏は4日、都内で二階氏や同派議員と会談した。石破氏は、二階氏に支援を要請したとみられる。「菅-二階体制」から、「石破-二階体制」を狙っているのか。

 衆院選が間近となり、「派閥の力学」が作用しにくい混沌(こんとん)とした総裁選だが、現状をどう分析するか。

 政治評論家の小林吉弥氏は「麻生氏は、国民的人気の高い河野氏を頭から押さえつけると逆作用が起こるので、そこまではやらない。河野氏は、党員・党友票はともかく、国会議員票は読めない。麻生氏は最終的には『岸田支持』に回るとみる。盟友の安倍氏は『高市支持』だが、麻生氏が義理立てする必要はない。岸田新総裁になれば『大宏池会構想』も前進する。麻生氏も事実上の院政を敷ける。総裁は床の間に座ってもさまになる人物がなるべきだ。その意味で、岸田氏は座りがいい」と語っている。

関連ニュース