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スマホアダルト動画依存症からの脱却 医師は「モノクロ」「消音」を推奨 (1/2ページ)

 近年、スマホでアダルト動画を延々と見てしまい、仕事や日常生活に支障をきたす人が絶えない。そんな現実を摘出した書籍『インターネットポルノ中毒』(DU BOOKS刊)が注目を集めている。著者は病理学・解剖学・生理学の専門家のゲーリー・ウィルソン氏。

 同書は、スマホの普及をはじめとするネットの発達に伴って「ポルノ中毒者」が増えたと指摘する。昨年、スマホ依存について分析した『スマホ脳』(新潮新書)が50万部を超えるベストセラーになったが、ゲーリー氏の著書は過激で大量のネットポルノが人の脳を麻痺させて依存を起こさせるメカニズムに迫るもので、いわば「エロスマホ脳」を研究したものと言える。

 ポルノ動画への依存が加速すると、睡眠障害やED、うつ病、認知症につながるリスクも指摘されている。そうした依存から脱却するにはどうすればいいのか。

 ゆうメンタルクリニック院長のゆうきゆう医師は「行動記録」をつけるのが効果的だと説明する。

 「スマホを見る時間に加えて、ポルノを見たくなったが我慢したタイミングを記録してください。“我慢できた回数”が励みになり、より自制する方向に思考が向いていく。こうして日常生活が安定してくると、自然と動画への依存は弱まります」

 『もの忘れとウツがなくなる「脳」健康法』(静山社文庫)の著者で、依存症に詳しいおくむらメモリークリニック院長の奥村歩医師は「射精」が重要だと語る。

 「男性の場合、一度射精すれば、興奮状態が収まる傾向にある。射精後に睡魔が襲ってくるという人も多いでしょう。ポルノ動画を見るときは、“30分以内に終わらせる”というふうに時間を決めておくことが大事です。こうすれば長時間ダラダラと見続けることは避けられる」

NEWSポストセブン

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