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【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】岸田政権における甘利幹事長の存在感が際立つ 4年以上前から重要性唱える「経済安保のプロ」 (1/2ページ)

 岸田文雄政権における、自民党の甘利明幹事長(衆院当選12回・麻生派)の存在感が際立っている。

 まず、閣僚人事。岸田新内閣の目玉である小林鷹之経済安全保障担当相(3回・二階派)と、山際大志郎経済再生・新しい資本主義担当相(5回・麻生派)の2人は、甘利氏が岸田首相に強く推して実現した。

 次に、自民党役員人事。甘利氏は商工族議員の元締めであり、前経産相の梶山弘志幹事長代行(7回・無派閥)、山際氏もそうである。

 もう少し詳しくチェックする。甘利氏は第4次安倍晋三改造内閣当時の選挙対策委員長。委員長代理が梶山氏、副委員長は山口壮(つよし)環境相(6回・二階派)、山際氏であった。

 より重要なことは、今春から甘利氏が自民党政務調査会内に、経済安全保障戦略策定を目指した組織を相次いで立ち上げたことだ。「新国際秩序創造戦略本部」と「半導体戦略推進議員連盟」である。

 前者のメンバーに、後藤茂之厚労相(6回・無派閥)、木原誠二官房副長官・首相補佐官(4回・岸田派)、磯崎仁彦官房副長官(参院2期・岸田派)、小林、山際両氏がいる。

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