結婚詐欺女「素顔」全身整形狙うも“太りすぎ”で断られる

2009.11.12

 かかわりのあった6人の男性が不審死している結婚詐欺容疑の無職女(34)=東京都豊島区=が大阪市内のクリニックであごの美容整形手術を受けていたことを夕刊フジは先日報じたが、この際、女は脂肪吸引による「全身痩身」や逆に脂肪を注入する「豊胸」の手術も要望していたことが新たに分かった。当時、相談を受けた医療関係者が明かした。クリニック側は、女があまりにも太っていたため生命に危険が及ぶと判断、丁重に断ったという。

 女は2008年春、ブログを通じて知り合った関西在住の資産家主婦に大阪市内の同クリニックを紹介された。当時、女の相談を受けた医療関係者は次のように語る。

 「彼女は全身の脂肪を吸引し、一気にぜい肉をそぎ落とす手術を希望していました。しかし、それは非現実的な手術で、しかも彼女は脂肪肝だったため長時間の手術に耐えられる状態でもありませんでした。せめて、あと10キロ、体重を落とすよう指導しました」

 全身痩身をあきらめた女が次に望んだのが、吸引した脂肪などを脇の下から注入して胸を大きくする「豊胸手術」。しかし、こちらも「血圧や心拍に大きなリスクを伴ううえ、一部分だけ施術しても体全体のバランスが大きく崩れてしまう」(同)ことからクリニック側が断ったという。結局、あごを突き出す整形で顔全体を細く見せる「顎(あご)プロテーゼ」を施術され、女は自身のブログでスラリとした顔の下半分を公開した。

 「痩身整形を断られた後、彼女は体をきっちり絞ってから再度手術を受けると語っていましたが、数カ月もたたないうちにもっと太ってしまった。後にメールで送られてきた料理学校の卒業写真を見て非常に驚きました」(同)

 この医療関係者は油絵を趣味にしていたため、女は整形手術後に自身の似顔絵作成を依頼。医療関係者は「本人を目の前にして描いたので2割増し(で細めに描いた)」と話すが、たしかに、あごの部分の細さは際だっている。

 その後、女は前述の資産家主婦に対し、関西にあるセレブ女性向け養成学校への通学のためのホームステイや、主婦の友人らの知人男性との見合いなどを再三依頼してきた。だが、いざ紹介の段になると、自身の血縁関係や学歴を証明する「釣書(つりがき)」の提出を最後までしぶるなど、不自然な態度を見せていたという。

 女の素顔が明らかになったいま、資産家主婦は自分のブログに次のように書き記している。

 《報道の中で、私の知っているあなたとはかけ離れた経歴を観るたび、やっぱり私達の勘違いなのかもしれないと。やり取りされている他の皆さんも、そして私自身もそう信じる気持ちでずっとずっと祈っていました》

 祈りは届かなかったようだ。

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