ついに暴かれる結婚詐欺女の“素顔” 殺人容疑で逮捕へ

2009.11.19


東京・結婚詐欺女の相関図【拡大】

 総額1億円以上の結婚詐欺を働き、ネットを通じて知り合った6人の男性が不審な死を遂げている東京都豊島区の無職女(34)=詐欺罪などで起訴=について、埼玉県警は18日、別の男性から百数十万円をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で4度目の再逮捕に踏み切った。県警は一連の詐欺未遂事件の捜査を終え次第、来月にも殺人容疑で逮捕する方針を固めたとみられる。

 捜査関係者などによると、同県警は当初、今年6月に埼玉県内の駐車場で死亡が確認された東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=の殺人容疑で女を立件する方針だったが、女は関与を否定。別の男性への殺害容疑も含めて立件するには、犯行に類似性がある詐欺事件の全容解明が不可欠と判断し、今回の再逮捕となった。

 再逮捕の直接の容疑は、7月中旬ごろ知り合った50代男性に「料理学校の金が払えない。卒業したら結婚してもいい」と持ちかけ、百数十万円をだまし取ろうとした疑い。知り合ってすぐに金の話を持ち出された男性が不審に思ったため、未遂に終わっている。

 女をめぐる男性の不審死については、2007年8月、当時交際していた千葉県松戸市のリサイクルショップ経営、福山定男さん=当時(70)=が死亡。福山さんは生前に7400万円を女に振り込んでいた。また今年2月には、東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=が自宅で一酸化炭素中毒で死亡、女はやはり1700万円を受け取っていた。

 女は自宅近くの病院で睡眠導入剤の処方を受ける一方、今年4月にインターネットを通じて大量の練炭を購入していた。その翌月、ヘルパーとして出入りしていた千葉県野田市の安藤建三さん=当時(80)=が自宅火災で死亡。当日、安藤さんの口座からは180万円が引き出されていた。

 女は7月に再び大量の練炭と睡眠導入剤を入手。8月、西池袋の高級マンションへ引っ越した直後、大出さんが死亡した。安藤さんと大出さんの遺体からは同じ睡眠導入剤の成分が検出された。このほか、首都圏に住む2人の男性の死亡も判明。さらに、婚活サイトを通じて知り合った別の8人の男性も詐欺や詐欺未遂の被害に遭ったとみられている。

 

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