結婚詐欺女6度目の逮捕 実名報道で明かされる“素顔”

2010.01.12


木嶋佳苗被告【拡大】

 東京都豊島区の無職、木嶋佳苗被告(35)=詐欺罪などで起訴=の知人男性が相次いで不審死している事件で、埼玉県警は11日、昨年8月に同県富士見市で不審死した東京都千代田区の会社員、大出嘉之さん=当時(41)=から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で木嶋被告を再逮捕した。これで木嶋被告は6回目の逮捕となるが、今回の逮捕は一連の疑惑浮上のきっかけとなった事件に絡むものだけに、全容解明に向けた大きな一歩となりそうだ。

 県警によると、木嶋被告は昨年7月24日、交際していた大出さんと結婚する意思があるかのように装い、専門学校の学費名目で現金四百数十万円を大出さんからだまし取った疑い。2人は7月初旬に結婚紹介サイトで知り合った。現金を渡した後の8月6日朝、大出さんは富士見市の駐車場に止めたレンタカーの中で練炭によって一酸化炭素中毒死しているのが見つかった。遺体からは睡眠導入剤の成分が検出された。

 車内には車の鍵がなく、大出さんの手に練炭のすすが付いていないなど不審な点があることから、県警は殺人の疑いがあるとみて捜査。その後、木嶋被告が大出さんの遺体から検出されたものと同じ睡眠導入剤を処方されていたことや、ネットで練炭を購入していたことなどが判明した。

 木嶋被告は大出さんについて「けんか別れしたので、自殺ではないか」などと供述している。

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 おことわり 木嶋佳苗被告については、人権保護の観点などから匿名で報じていましたが、木嶋被告が大出さんの死亡について事情を知っている可能性が極めて高くなったことから、実名報道に切り替えます。

 

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