特捜“料亭密会写真”を入手 水谷建設からの接待証拠か (2/2ページ)

2010.01.26

 小沢氏の公設秘書ら3人が逮捕された政治資金規正法違反(虚偽記載)事件。特捜部による小沢氏の事情聴取(23日)でも最大の焦点となったのが、土地購入費4億円の原資だ。

 これまで小沢氏側は原資について、政治献金→銀行融資→個人的資金…などと説明を二転三転させてきたが、特捜部はこの中に、水谷建設からの裏献金が含まれるとみて捜査している。

 「水谷建設が、胆沢ダムの関連工事を受注した時期にあたる2004年10月、同社幹部が都内のホテルで、小沢氏の元私設秘書で民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)に裏献金5000万円を渡したと特捜部に供述している。石川容疑者はこれを否認している」(司法ジャーナリスト)

 こうした中、大久保容疑者が、水谷建設の幹部から受けた料亭接待が注目されている。

 大久保容疑者が、水谷建設幹部とともに東京・向島の料亭を最初に訪れたのは、同社が胆沢ダムの工事を受注する約10カ月前の03年暮れ。週刊文春によると、大久保容疑者は20歳前の芸妓を気に入り、半年余りで10回以上も通い詰めたという。当然、水谷建設側の接待だった。

 向島はかつて200軒を超える料亭があった東京有数の花街。永田町や霞が関と離れているため、「国会議員や大物秘書、高級官僚らがマスコミの目を盗んで秘密の会合を開いたり、遊んだりするには都合がいい場所」(永田町事情通)とされる。

 ある向島料亭のHPによると、通常コースの料金は1人4万円。人数は2人からで、時間は3時間。これで料理(会席コース)と飲み物、芸妓が付く。特別オプションとして、お座敷(芸妓による演技)と生バンドが1万5000円ずつ。幇間(たいこもち)は何と5万円もする。

 料亭接待の豪勢さが分かる内容だが、問題の証拠写真には、大久保容疑者と水谷建設幹部ら4人が写っているという。小沢氏側と水谷建設側の特別な関係がうかがえる。

 これに対し、大久保容疑者は特捜部の取り調べで、「水谷建設の幹部から複数回、接待を受けた」と認めているというが、裏献金については完全否認しているという。

 では、水谷建設が豪華接待を繰り返したのは何のためなのか?

 小沢氏自身は23日の記者会見で、「私は、そのような不正な金は水谷建設はもちろん、ほかの会社からも一切受け取っていない。担当の秘書、元秘書たちも、そのような不正の金を受け取っていないと確信している」と語っているが、真実はどこにあるのか。

 

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