皇太子ご夫妻の長女で、学習院初等科(東京都新宿区)2年の愛子さま(8)が今週に入り、通学時に強い不安感と腹痛などを訴え、学校を休まれていることが分かった。乱暴な児童が複数いるためという。愛子さまの笑顔を曇らせてしまった、庶民には縁遠い名門小学校は現在、どうなっているのか。
「愛子さまが楽しいはずの学校に行きたくないような雰囲気があったのは事実だろう。卒業生として恥ずかしい限りだ」
天皇陛下のご学友で、ジャーナリストの橋本明氏は、産経新聞の取材にこう語った。
宮内庁と学習院の話をまとめると、愛子さまが在籍する2年生の別のクラスで、昨年7月から11月ごろまで学級崩壊が発生。数人の男子児童が、(1)カバンを投げあう(2)授業中に教室で縄跳びの縄を振り回す(3)廊下をすごい勢いで走り回る−などの乱暴行為を繰り返していた。
同校では、ほかにも授業中に騒ぎだし、勝手に立ち歩いたり廊下で走り回る児童が昨年から目立ちはじめ、1年生では男子児童が、後ろの席に座る女子児童の顔を鉛筆で傷つける事件も発生していたという。
この事態に、複数の保護者が学校側に善処を申し入れ、同校は担任教諭のほかにサポーターの教職員を教室に配置した。
学習院での「学級崩壊」発覚に、関係者の衝撃は大きい。お受験専門予備校の関係者はこう話す。
「学習院初等科は、慶應義塾幼稚舎や青山学院初等科と並ぶ“お受験御三家”の1つで、競争率は常に10倍超の狭き門です。入学後も、毎年の授業料以外に『一口15万円最低5口、平均10口』ともいわれる寄付金が存在するなど、経済的に裕福でないと通学させることは困難。学習院は、他の2校と違って全員が大学まで推薦で進学できるわけではないが、生徒はみな上流階級に近い教育を受け、躾もしっかりしていることが圧倒的人気の理由だったのですが」
皇室関係者の大半も通学されていることから、面接では特に両親の家柄が重視される。皇室以外の卒業生には、古くは近衛文麿第34代首相から、麻生太郎前首相、鳩山由紀夫首相兄弟などの政治家をはじめ、故徳川家正・徳川宗家第17代当主、随筆家の故白洲正子氏などがズラリ。
「皇族の方々と同学年の年は人気が跳ね上がり、学校側も相当慎重に家柄や子供の性格を見極めていたはず。それだけに、今回のような粗暴な児童が入学できていたことが、業界関係者や小学校受験を考える保護者には、信じられない出来事なのです」(前出の関係者)
こうした現状を反映してか、最近では高円宮家の長女、承子さまが早大に進学されたほか、秋篠宮家の長女、眞子さまが国際基督教大、長男の悠仁さまもお茶の水女子大付属幼稚園に4月から通われるなど“学習院離れ”が進んでいる。
