コスプレ聖地、日本各地に次々出現! 撮影が目当てのファンも

2010.08.25

 全国の遊園地やテーマパークで、コスプレイヤーたちが集まってイベントを開いている。メルヘンチックな建物などが背景にピッタリだというのが発端だが、中でも“聖地”とされるのが、東京都練馬区の「としまえん」。さらに、最近では群馬県前橋市の「ぐんまフラワーパーク」が“新聖地”として人気を集めているという。

 暑さ厳しい週末、としまえんにはキャリーケースなどをゴロゴロと転がし多くの若者が集まる。専用受付で登録料1500円(入園料込み)を支払い、更衣室に一目散。出てくるときは、すでにアニメキャラクターになりきっている。

 「毎月1回のコスプレイベントには、約1000人のお客さまが思い思いのコスチュームで参加され、仲間同士の撮影や名刺交換を楽しんでいらっしゃいます。屋外の洋館やメリーゴーラウンド、森の庭園などが、マニアの方々にはたまらないシチュエーションのようです」(としまえん広報・菊池範夫さん)

 一般来場者とのコミュニケーションも良好。決めポーズ(=撮影用のポーズ)以外の無断撮影さえしなければ、どのコスプレイヤーも気軽に記念撮影に応じてくれる。衣装やアイテムはほぼすべて手作りで、最近では親子連れの参加者も多い。撮影のみが目当てのファンも多く集まるという。

 としまえんのメリーゴーラウンドは、現存する世界最古のそれとして今月7日、「機械遺産」に認定されており、ますます人気は高まりそうだ。

 一方、今月1日、メルヘンチックな雰囲気を求める“乙女系”コスプレイヤーが大挙して訪れたのは、群馬・赤城山の南面に広がる広大な花の楽園「フラトピア」や噴水、大階段が人気の「ぐんまフラワーパーク」。

 石橋照夫所長は「四季折々のカラフルな花々に囲まれるシーンなど、特に女性のコスプレイヤーから非常に高い支持を得ています」と話す。

 「イベントは毎月第1日曜日に開催し、コスプレ目的のお客さまが200人以上来場されます。皆さん、1800円で通年入場が可能な年間パスポートを購入しているようです。山の気候は涼しく、水辺近くでは水しぶきの輝きと合わせて特にきれいに撮影できます」

 これから秋にかけては、青と緑を除くすべての深い色あいが楽しめる約1600株のダリアが見ごろらしい。

 コスプレは、老若男女が楽しめる手軽なイベント。「オタクの趣味」と毛嫌いする人はずいぶん減ったようだ。直近では、としまえんが8月28−29日、ぐんまフラワーパークは9月5日にイベントを開催するという。

 

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