女がイク照明は1ルクス 松村圭子のSEXアドバイス

2011.05.09


松村圭子院長【拡大】

 右脳の働きが優位で視覚を重視する男性と違って、女性は左右の脳で五感をフルに使って快楽を感じる。では、女性の視覚や嗅覚(きゅうかく)に対して、どのような攻略ポイントを心得ておけばいいのか。

 『40歳からのもっともっと気持ちいいSEX』(双葉社)の著者、成城松村クリニック(東京)の松村圭子院長は「もちろん女性も視覚刺激で性的興奮が高まりますが、女性の感覚は、そう単純ではありません」と、こう解説する。

 「視覚刺激を考えれば明るい中でのセックスが一番興奮してイキやすいと思いがちですが、女性は普段の明るさでは余計なものが映り、気が散ってしまう。女性がセックスでオーガズムを迎えるのに最も大事な条件は、心身共にリラックス状態にあることなのです」

 人は副交感神経が優位に切り替わり、リラックスできるためには明る過ぎないことが重要。また、女性がセックスでリラックスできない理由のひとつには、体形へのコンプレックスもある。

 松村院長はセックス時の明るさの目安として、「最もイケる明るさは、1ルクス程度。バーの薄暗さです」と示す。

 それに薄暗い方が脳内物質のメラトニンが分泌されやすい。メラトニンは睡眠ホルモンとして知られる一方で、動物実験では性欲を高めることが確認されているという。

 「セックスの際は部屋の蛍光灯は消して、豆電球だけにするか、間接照明にする。暖色系の白熱灯を使いムードを高めましょう」(松村院長)

 女性はセックス時に嗅覚も敏感に働いている。性欲を引き出す香りを使えば、より一層に快楽を高めさせられる。

 基本的には人間に対して催淫作用が見込めるのは動物性の香りだけで、4種類しかないという。「ムスク(じゃこう鹿)」「シベット(じゃこう猫)」「カストリウム(ビーバー)」「アンバーグリス(マッコウクジラの結石)」がそれだ。

 ただし、香りの好き嫌いは個人差が激しく、気に入らなければ効果がない。植物性の「イランイラン」「ラベンダー」「ジャスミン」などの香りも試してみるのがいい。

 松村院長は「嗅覚は本能的に記憶と結びつきやすく、女性の好きな香りが漂っていれば、とても印象に残るセックスになるはずです」と話す。

 

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