自分の常識・固定概念疑え 「これくらい分かるだろう」は身勝手

2013.05.29


「自分の中の常識を脱ぎ捨てる」【拡大】

 私は、さまざまな団体、企業の方から『夫婦円満』『コミュニケーション能力向上』『婚活、モテる秘訣(ひけつ)』など、数多くのテーマのセミナーに講師として招かれ、大好評を頂戴しております(詳細は、日本イケダン協会ホームページでご確認ください)。

 当然のことながら参加者の構成によって内容は変えておりますが、毎回どのセミナーでも必ず冒頭で、参加者の皆様にお願いすることがあります。それはご自身の中の【常識を疑う】【固定概念を捨てる】こと。

 なぜなら、コミュニケーションという意味で、夫婦・恋愛・友達・顧客・上司・部下など、全ての人間関係においてうまく行かないケースの原因の多くは、実は自分の中でこの2つができていないからなのです。

 夫婦げんか、上司からの叱責などで『普通これくらい分かるだろう?』『何でできないの? これくらい常識でしょ』−よく聞く言葉ですが、この【普通】【これくらい】【常識】という、勝手な決めつけほど、自分の首を絞めているものはありません。

 これらの解釈は特にそれぞれのご両親、家庭環境が大きく影響しているのでしょうが、いくら夫婦、親、兄弟姉妹であっても、自分と全く同じ人間ではないのです。従って、これまで生きてきた中で微妙な環境の相違しかない関係の方であっても、【普通】【これくらい】【常識】の“モノサシ”の長さはお互いに、微妙、もしくは大きく違って当たり前。

 そんな中、『あいつならこれくらい分かるだろう』とか『こいつならこれくらいのこと常識で分かるだろう』と、こちらから相手の“モノサシ”を勝手に決めつけた揚げ句、相手が思い通りにできなかった場合は、『普通分かるだろう』『何でできないの』と、勝手に怒って…【勝手に決めつけ、勝手に怒る】。

 こんなワガママで暴力的なこと、ひどいと思いませんか。

 結局、自分の“モノサシ”(常識・固定概念)で相手を推し量ることは、自分自身の見識・可能性を狭める結果にしかならないのです。従って、最初から【相手は分からなくて当たり前】【そういう中で、自分の考えをいかに分かりやすく説明すべきか】という発想をするのが、コミュニケーション能力向上の第一歩。

 話し方や立ち居振る舞いなどのテクニックは、この基礎(発想)が分かってこそ生きてくるものなのです。そろそろ夏に近づいてきたので、上着と一緒にアナタの常識・固定概念を脱ぎ捨て、さらにイケダンになってみまSHOWよ。

 ■那須 顯一 1970年生まれ。会社経営の傍ら『日本を元気にしたい』と2009年に日本イケダン協会を設立。同協会会長としてセミナー講師など、多方面で活躍中。

 

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