「マイしょうが」を持ち歩こう! 殺菌作用&代謝もアップ

2013.07.04

 牛丼やお寿司を食べるとき、紅しょうがやガリを一緒に食べることをおすすめしています。食感を変え、満足度を高めるほか、栄養効果が期待できるからです。

 紅しょうがやガリは、しょうがを甘酢や塩に漬けたもの。たいていの店では、取り放題です。

 「学生時代は金がなく、牛丼は並しか頼めません。腹いっぱいにするため、ご飯と同じくらいの紅しょうがを食べる癖が付きました」

 こう語るスタッフがいます。もちろん、この場合は食べ過ぎです。紅しょうがやガリは「漬物」のひとつ。食べ過ぎると、塩分の取りすぎになるのです。

 とはいえ、しょうがの力は偉大です。日本大百科全書によれば、「しょうがは体の冷え、腹痛、下痢、新陳代謝機能の衰えに、古来薬として使われてきた」と書かれています。

 漢方では健胃、利尿、鎮咳(ちんがい)、発汗剤として使われます。しょうがに含まれる辛味成分には殺菌作用、免疫力のアップ、冷えの改善、食欲増進効果など様々な働きがあります。

 夏場には、殺菌作用で胃を守るほか、冷房で冷えたカラダや冷たいドリンクで冷えた胃をあたため、食欲を高めてくれる働きがあります。血流をよくし、代謝を高める効果も期待でき、しょうがパワーは頼もしいかぎりです。

 こうなると、牛丼店や立ち食い寿司だけでなく、定食を食べるときにも、しょうがをプラスしたくなるのが人情。スタッフのひとりが画期的な方法を考え出しました。「マイしょうが」の持ち歩きです。

 実は先日、私事で恐縮ですが、『チューブ調味料ですぐうまごはん』(日東書院 1200円+税)を出版しました。

 「生にんにく」「生しょうが」「生わさび」「からし」「梅肉」「柚子こしょう」「もみじおろし」といったチューブ調味料を使い、簡単で短時間でできあがる料理を紹介した本です。

 スタッフはこの本のため、事務所にあった「チューブ生しょうが」を持ち歩き、定食のミソ汁に入れ、納豆やおしんこに加え、さらにはラーメンやハンバーグ、うどん、炒め物にも加えているというのです。

 「1本40グラムが、1週間くらいでなくなります」というので、これは手軽でオススメの方法。

 私もさっそくまねをして、「マイしょうが」を始めてみました。

 ただし、注意が2点ほどあります。

 (1)チューブのしょうがには、塩分が入っています。しょうがを加える分、醤油やソースをかける量をちょっと控えめに。十分しょうがの味で満足できると思います。

 (2)チューブ調味料は、封を切ったら冷蔵庫などに保管して早めに使い切りましょう。カバンの隅に常温で入れっぱなしにするのは、劣化が早くなりますので絶対にやめてください。

 しょうがをしっかり摂り、代謝のいいカラダで、夏場を乗り切りましょう。

 ■浅野まみこ(あさの・まみこ)1975年生まれ。管理栄養士。食と健康のコンサルティング会社「エビータ」代表取締役。1万8000件以上の栄養相談の経験を元に「『コンビニ食・外食』で健康になる方法」(草思社)を著し、企業のコンサルティング、テレビ出演、講演活動を行う。

 

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