南の島・サイパンへ! 家族旅行にお勧め、パックツアーも充実

★サイパン

2013.07.05

連載:旅日和


しょうゆとワサビ付きのヤシの果肉【拡大】

 昨年の夏は1ドルが80円以下だったのに、今年は100円突破も。景気回復のためとはいえ、海外旅行派には経済的にやや厳しい夏を迎える。そんな今年の夏休みの海外旅行先としてお勧めしたいのが、日本から3時間半で行ける南の島・サイパンだ。(小牟田哲彦)

 30年以上前、まだ海外旅行初心者が多かった日本人がお手軽な海外旅行先として大勢訪れた南の島は、円安の今でも十分に家族旅行向きだ。最近は韓国や台湾、さらに極東ロシアからの観光客も増え、ひと昔前の“準日本”的状況から国際色豊かな南国ビーチへと変わりつつある。

 航空便が無料なのは2歳未満だが、サイパンへは旅行会社がファミリープランと称して「小学生以下100円」などのパックツアーを出しており、ほぼ大人だけの料金で、親子や3世代での海外家族旅行が楽しめる。日本との時差はわずか1時間で気候も温暖なので、幼児の体調にも優しい。

 マリンリゾートがメーンのサイパンでも特に人気が高いのが、サイパン島からボートで15分の沖に浮かぶマニャガハ島だ。透明度の高い島周辺の海は魚の宝庫で、本格的なダイビングはもちろん、浜辺から足が届く程度の浅瀬に入るだけでも、身体の周りを魚が泳ぎ回る。島内で幼児用のライフジャケットや浮輪を貸し出してくれるので、水に潜れない小さな子供でも、水面上から竜宮城のような世界を目にすることができる。

 同じ海でも、島北部のグロットは洞穴に射し込む光によって神秘的なブルーの景観が魅力的。こちらも潜るのは簡単だが、マニャガハ島に比べると野性的で大人向きかも。

 美しい海から陸に目を転じれば、戦前まで日本統治下にあったため、島の各地に点在する日本領時代の遺跡や第二次世界大戦時の戦跡も見逃せない。特に、多くの民間人が米軍に追い詰められて海中へ身を投げた北部の断崖絶壁は、今は「バンザイ・クリフ」という非情な名称となっている。

 神妙な気になる戦跡観光ツアーには旧日本軍最後の司令部跡の見学もある。そこで見かけたら、ぜひ試してみたいのが「ヤシの実の刺し身」だ。果汁を飲んだ後、さらにその実を割って内側の柔らかい果肉を取り出し、しょうゆとワサビで刺し身のようにして食べさせてくれる。

 意外な組み合わせだが、個人的には、サイパン滞在中でこの刺し身が一番おいしかった。おそらく日本人にしか喜ばれないであろうこんな珍味を見つけると、この島を訪れる日本人観光客が今も絶えない理由がわかる。

 

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