ふくらはぎは「第2の心臓」 血を上半身に回し免疫力アップ

2013.08.04


槙孝子(著)・鬼木豊監修「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(アスコム、1155円)【拡大】

 色々な健康法がある中で、今回は誰でもできて、すぐに効果が実感できる取り組みを紹介する。その名も「ふくらはぎマッサージ健康法」。椅子に座ってふくらはぎをもむだけで、冷えやむくみはもちろん、高血圧や糖尿病などの生活習慣病予防にも効果があるというのだ。しかし、ふくらはぎとは、気が付かなかった…。

 今回、紹介する本は「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(槙孝子著・鬼木豊監修、アスコム)。それで長生きできるなら、もみましょう、ふくらはぎ。でも、なんでふくらはぎなの?

 「医者や薬に頼らず、元気で長生きしたいというのは多くの人の願いです。しかも、自分で簡単にできる健康法がないものか…と探していたら、これに行き着いたんです」と語るのは、アスコムの黒川精一編集長。

 しかし、ふくらはぎマッサージを解説する本はあっても、どれも専門性が高すぎて、イマイチ実用的ではない。ならばわかりやすい本を作りましょう、ということででき上がったのがこの本だ。

 著者はしんきゅう師の資格を持つマッサージ師。監修の鬼木豊氏は「免疫革命」で知られる安保徹医師との共著も持つマッサージ療法の大家。このコンビによる本書は、なるほど理論はきちんと解説しながら、決して学術書のような難解さはなく、通勤電車の中で簡単に読めてしまう内容だ。

 そもそも、なぜふくらはぎをもめば長生きできるのか。黒川編集長が解説する。

 「人間の下半身には血液全体の70%が集まっていると言われています。この血液を滞らせず上半身に上げることで体が温まり、免疫力が高まるという考えです」

 確かに、長く立ちっぱなしになっていれば脚はむくむ。下半身の血液を心臓に戻すため、脚の静脈には逆流防止の“弁”まであるほど。いったん脚に下がった血液を上半身に戻すため、人間の体の中では、知らないだけで色々な器官が頑張っているのだ。

 ふくらはぎをもむことで、下半身で滞留している血液を上半身へ上げる流れをアシストする。椅子に座って片側30秒ずつ、両方合わせても1分のふくらはぎマッサージだけでも、下半身の血液は効率よく上半身へと上がっていく−という。

 期待される効果は広範囲に及ぶ。血圧改善による心臓や腎臓の負担軽減、酸素や栄養が全身に行き渡ることによるデトックス効果、基礎代謝が高まってのダイエット効果、細胞が若返る美容・アンチエイジング効果など。

 もちろん、免疫力が高まることでがんや感染症、アトピーや花粉症などの病気予防にも効果が期待できるとか。黒川編集長自身も毎晩5分程度ふくらはぎマッサージを実践してみたところ、翌日は体が軽くなり、疲労もなく過ごすことができて驚いたという。

 「自分だけでなく家族も試してみたんです。娘のふくらはぎを寝る前にもんでみたところ、普段は寝つきの悪い娘が、わずか3分ほどで、コトっと寝てしまった(笑)。これをやると、体がポカポカ温かくなるのがわかるんです」

 そう語る黒川氏は、小紙読者のお父さんたちに呼びかける。

 「血圧や血糖値など、中高年男性が気になる症状に効果を発揮します。1日5分のマッサージを続けただけで、血圧が3日で20程度も下がることも珍しくありません」

 肩や首と違ってふくらはぎなら自分でもみやすい。ちょっと試してみてください。結構気持ちいいので、長続きするかも。 (竹中秀二)

 ■長生きするための「ふくらはぎマッサージ術」
 (1)椅子に座る
 (2)左の膝に右のふくらはぎを軽く乗せる
 (3)そのまま右足を上下に動かし、ふくらはぎの中央をマッサージ
 (4)ふくらはぎの位置を外側、内側とずらし、膝でもんでマッサージ
 (5)慣れてきたら足首回転運動も加える
 (6)左のふくらはぎも同様に行う。マッサージは各30秒ずつ

 

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