経費のムダは省いても人間関係には心の余裕を

2013.08.14

 先日、三重県津市で開催された浴衣パーティーにお呼ばれし、行ってまいりました。参加された方は地元の経営者や自営業の方が多く、浴衣の着こなしもサスガな方ばかり。ホント、男女ともに皆さん艶やか。

 中でも一番目立つ、お気に入りのアフリカ製の生地を自分で仕立て、とってもステキな黄色い浴衣を着ていらっしゃった方を『ベスト浴衣賞』に選ばせていただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(写真撮影・田崎豪哉)。

 私はパーティー中、『人との接し方、コミュニケーションの考え方』についていろいろとスピーチさせていただきました。結論から言うと、既婚者であれ独身者であれ、夫婦生活、恋愛、人間関係での悩み、うまくいかない原因の【答えは自分の中にある】をお伝えしたかったのですが、うまく伝わっていることを祈念いたしマッスル。

 さて、夏といえば『お中元』『残暑見舞い』を頂戴する時期。当協会でも今年もたくさんのいただき物を頂戴しましたが、周りの方からは、お中元やお歳暮は年々減っており、経費削減の風潮の中、【ムダ】を減らしていかないといけないという話を多数お聞きします。

 確かに私も今は無人となったわが実家の片付けをしに行く度に、両親が残した、たくさんの食器、無数のタオルやせっけんなど、『いつ使う気やってん?』と突っ込みたくなる【ムダ】の数々に茫然(ぼうぜん)としてしまいますが、よく見ればそれらは、お中元、歳暮など、ほぼ誰かからのいただき物。昭和の時代には、盆暮れの元気なごあいさつ的な【お届物】をお互いに贈り合いをする、今のわれわれから言わせると【ムダ】なやり取りが多数あったのですね。

 ただ考えると、昭和の好景気、大量消費、大量生産はこの【ムダ】な行為が支えていたのでしょう。いつしか経済的にも心にも余裕がなくなり【ムダ】【手間】を省く昨今ですが、こと人間関係においてはムダに感じてもやっておいた方がいい【手間】は存在するのではないでしょうか。

 『すぐ売り上げにつながるかどうか分からない方』『関係が薄くなりがちな方』に、お礼やごあいさつの手紙、メールを出す。たまには会いに行く、電話してみる。また、『ずっとそばにいる妻、夫や家族』に、たまにはお土産を買って帰ってみる。

 『またぁ。そんな無駄なこと』『その手間、無駄ですよ』って誰かに叱られるかもしれませんが、イケダンたるもの経費のムダは省いても、心の余裕までは省きたくナーイツ。人に対してだけは【ひと手間】も【ふた手間】もかける、余裕のある男であり続けたいものです。

 ■那須 顯一 1970年生まれ。会社経営の傍ら『日本を元気にしたい』と2009年に日本イケダン協会を設立。同協会会長としてセミナー講師など、多方面で活躍中。

 

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