EDは治せる症状です 思い切って1歩を踏み出して…

★脇坂英理子先生

2013.09.05

 厳しい残暑が続きますね。皆様お仕事などお疲れさまです。はじめまして。りこにゃん先生こと脇坂英理子と申します。

 今回は男性特有のお悩みであるED(勃起障害)についてお話ししてみたいと思います。女医にはなかなか相談しにくい症状かと思いますが…。

 世間の認知度も高くなりさまざまな治療法や専門のクリニックもあるEDですが、日本には約1000万人以上の患者がいらっしゃると推定され、そのうち10%の方しか治療を受けていらっしゃらないのが現状です。

 一言でEDといっても、その原因はさまざま。機能性(心因性)のEDは陰茎など身体の異常がなくても緊張やプレッシャーなど気持ちの問題で起こります。勃起に関わる神経や血管、そして陰茎そのものに問題がある場合が器質性EDです。これら2つが合わさると混合性EDです。また、ある種の心臓のお薬や精神安定剤、ホルモン剤などの薬剤が原因となることも。高血圧や糖尿病、動脈硬化など、いわゆる生活習慣病や喫煙・飲酒もEDのリスクを高めますので、メタボ対策や健康管理がED予防になるかもしれません。

 「もしかして」と不安に思われる方は、スタンプテストという最も簡単な検査をしてみては。

 5枚つづりの切手を陰茎に巻いて眠り、起床時ミシン目が切れていれば機能性EDの可能性が高いのです。

 治療は保険適応外となっており、治療薬は効果が出現するまでの時間や作用持続時間によっていくつかの種類に分けられています。医師の問診を受けた後に病院で処方されます。

 ここで一番申し上げたいのは「EDは決して恥ずかしい病気ではない」ということです。もしEDによって自信を失ったり、女性に対して積極的に行動できなくなってしまったら、身体以上に心がダメージを受けて、人生の楽しみが半減してしまうと思うのです。

 治療薬に依存性はありませんし、改善傾向が認められれば薬が必要なくなる方もたくさんいらっしゃいます。内服に抵抗がある方でも、ちょっとした生活習慣の見直しで改善することもあります。パートナーがいらっしゃる方でしたら、ご協力していただくのもよろしいかと。EDは治せる症状なのですから、思い切って1歩踏み出して、ハッピーなセックスライフを送ってみませんか。

 ■脇坂英理子(わきさか・えりこ) 美容皮膚科・内科医。東京都出身。2003年、東京女子医科大学医学部卒業後、医師免許を取得。同大学病院麻酔科に入局。主に心臓麻酔をはじめ、移植手術にも携わる。脳神経外科麻酔、産科麻酔やペインクリニックにも従事。麻酔科認定医、同標榜(ひょうぼう)医、同専門医。12年、内科・ペインクリニック・美容を扱うRicoクリニック開院。「ミセスマートTV NEO」(テレビ埼玉ほか)出演予定。

 

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