「改革力が高い大学」ランク、トップは立命館大 6学部、小中高の付属校新設

2013.10.25

 今週は、高校の進路指導教諭が勧める「改革力が高い大学」ランクを紹介する。進路指導教諭に5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント……として集計した。

 トップは立命館大。この20年の学部設置を見ると、政策科、情報理工、映像、生命科、薬、スポーツ健康科の6学部を新設している。1994年には滋賀にびわこ草津キャンパスを新設、2000年は大分に立命館アジア太平洋大を新設した。

 このほか、小中高の付属校を新設し、それぞれに特色ある教育を展開している。進学校の進路指導教諭は「改革のデパートと言われるほど多岐にわたって改革し、入試も方式をたくさん新設し、一時は把握できないほどでした」と話す。

 こうした改革により志願者は大きく伸び、10万人を超えるまでになった。改革は今も続き、15年に大阪茨木キャンパスを開設し、経営と政策科学部と大学院が移転する予定。

 2位は東大。秋入学への移行を発表し、議論を巻き起こした。16年入学者から、推薦入試を実施すると発表。このことが評価されたのだろう。

 東大初の推薦入試について、東大の教員は「まだ何も決まっていない」という。ただ、高校長の推薦とセンター試験の成績と面接で合否が決まることは公表されている。

 東大の合格者を多く輩出する、地方の高校の教員は「入試直前の高3の12月や1月にかなり時間をかけて面接すると聞いています。合格すればいいのですが、不合格になったら入試を受けなければいけませんから、センター試験や一般入試の重要な時期に、推薦入試のために空白の時間ができることで、取り返しがつかなくなることも考えられます」という。

 3位の明治大はキャンパスを一新し、学部新設など積極的な改革で人気を集め、4年連続志願者日本一となった。今年も中野キャンパスを新設し、新しく総合数理学部を開設している。

 各大学もさまざまな改革を実施している。ただ、改革の成否を測るのは、やはり志願者が増えるかどうかだといえそうだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

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