ラクトフェリンでノロウイルス対策 ヨーグルトで手軽に 腸管細胞への付着防ぐ

2013.12.10


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 今やインフルエンザと並ぶ冬場の脅威となったノロウイルス。昨年は、過去10年間で感染者が最多の2006年に次ぐペースで猛威を振るった。ノロウイルス感染者はあらゆる食中毒の中でも最も多い。免疫力の低い乳幼児や高齢者の発症をはじめ、体力のある若者も感染することから、すべての世代で十分な対策が必要だ。

 ノロウイルスは口から体内に入り、主に腸管で増殖する感染性胃腸炎の原因ウイルスの一種だ。11月から翌年の3月ごろまでがピーク時とされ、感染者は下痢や嘔吐、発熱、脱水症状などを引き起こし、ひどければ死に至る危険もある。感染性胃腸炎はほかにも、ロタウイルス、サポウイルス、アストロウイルス、アデノウイルスなどで起きるが、近年もっとも猛威をふるっているのがノロウイルスだ。

 ノロウイルスの感染は、汚染されたカキなどの二枚貝を生または十分に加熱しないで食べた場合や、ウイルスに感染した人が調理した食品を食べた場合などの食品媒介感染が多いが、さらに、ものからの接触感染や、便や嘔吐物からの飛沫感染など、感染経路が多岐にわたるのも特徴だ。

 流行期になると、生活環境のどこにウイルスが付いていてもおかしくないのが実情で、特にドアノブや手すり、電車やバスのつり革、エレベーターのボタンなど不特定多数の人が触れる場所にはウイルスが付着している可能性が大きい。しかも潜伏期間が短く、1、2日で発症するため、完全に防ぐことは難しいといわれている。

 また、このウイルスは人の体内でしか増殖せず、培養方法が確立されていないため、有効なワクチンが開発されておらず、治療に当たっては吐き気止めや胃腸薬を処方するなどの対症療法しかなされていない。その上、あまり免疫が成立しないため、1度かかった同じ型のウイルスでも再発する可能性があるやっかいなウイルスなのである。

 では、この強力なノロウイルスに対抗するにはどうすればいいのか。一般的にノロウイルスの予防策として挙げられるのが、「手洗い」「加熱」。手洗いは流水で30秒以上、加熱は食材の中心温度を85度以上に保つのが基本。便や嘔吐物で汚染した衣服やカーペットなども熱湯やドライヤーで加熱することが大事だ。

 こうした“カラダの外から”の対策とともに最近重要視されているのが、“カラダの中から”感染を防ぎ、症状を軽減することだ。

 それにはやはり、ノロウイルスの働きを抑制する作用のあるものを習慣的にとるのが効果的といえるだろう。中でも最近注目を集めているのが、ラクトフェリン。乳汁や唾液などに含まれるタンパク質で、免疫力の調整機能や抗菌・抗ウイルス作用、鉄分の吸収調整作用などの働きが認められている。特に出産直後の母乳に多く含まれており、生まれて間もない赤ちゃんを風邪などの感染症から守る大切な役割を果たしているとみられている。

 このラクトフェリンを摂取するのに有効なのが、加熱処理していないナチュラルチーズ。最近は、そのものずばり、ラクトフェリンを含んだヨーグルトも発売されている。朝食時や思い立ったときなど、いつでも手軽にとることができるので、忙しい人でも毎日の習慣にしやすいのがメリット。家族みんなの健康のためにも、この冬、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

 

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