猪瀬氏、辞めても…捜査迫る 都庁に電話殺到1400件超 贈収賄で立件の可能性

2013.12.19


猪瀬都知事(左)に対し、「晩節を汚すな」と引導を渡したのは石原前知事だった【拡大】

 ついに辞表を提出した東京都の猪瀬直樹知事。都庁に寄せられた1400件を超える都民らの批判の声も猪瀬氏を追い詰めた。だが、辞めれば済むという話ではない。徳洲会側への便宜供与の疑いはくすぶったままで、東京地検特捜部の捜査が及ぶ可能性がある。

 都庁によると、現金5000万円受領問題が発覚した先月22日から今月17日にかけて、電話での問い合わせは1882件あった。そのうち「『知事を続けてほしい』などと猪瀬氏を激励する人はわずか2割。約8割の1400件超が、辞任を求める声だった」(都庁広報担当)というのだ。「俺にも5000万円を無利子無担保で貸してくれ」と聞いている人もいたという。

 辞任後も窮地は続く。猪瀬氏は5000万円を受け取る前の昨年11月6日、神奈川県鎌倉市の病院に入院している徳洲会の徳田虎雄前理事長(75)と面会。売却が決まっていた東電病院を徳洲会が取得する意向を伝えられていたことが明らかになっている。

 猪瀬氏は副知事当時、東電の筆頭株主である都の代表として株主総会に出席し、病院売却を迫っていた。5000万円が売却圧力への見返りだった疑いが強まれば、東京地検特捜部が贈収賄での立件に向けて動く可能性は残る。

 猪瀬氏の問題をめぐっては、大学教授などでつくる市民団体や、元大阪高検公安部長の三井環氏(69)が、公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑いがあるとして、猪瀬氏の刑事責任を問う告発状を東京地検特捜部に提出。特捜部は告発を正式に受理する方針で、本格的な捜査を始めるものとみられる。

 三井氏は「逮捕に至る条件はそろっている。年明けにも特捜部は猪瀬氏の身柄を取るのではないか」とも。猪瀬氏に司直の手は伸びるのか。

 

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