奮い勃て中高年! 「ED予防」が動脈硬化を食い止める

2014.01.04

 いくつになっても若々しく、20代や30代のパートナーと、いつでもデートOKという男性はいる。ぐったりモードにならないための回春術を専門医に聞いた。

 自分の“息子”をより元気にするための食材活用は、牡蠣、山芋、ニンニク、ニラなどさまざま。それらを食しても変わらないのは、身体の変化を示すひとつのサインだ。特に最近ED(勃起不全)になった人は、身体の危険が潜んでいる。

 男性不妊治療の第一人者、東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンターの永尾光一教授が説明する。

 「中年以降、器質性(血管性)EDが発症してから、3年後に狭心症や心筋梗塞を発症するというデータがあります。これには動脈硬化が関わる。心臓の太い血管の冠動脈は、内腔の直径が3〜4ミリに対し、陰茎動脈の内腔の直径は1〜2ミリ。そのため、動脈硬化による内腔の狭窄や閉塞が、冠動脈よりも陰茎動脈で早く始まるのです。EDを発症したら医療機関を受診し、動脈硬化の進行度合いをチェックすることをお勧めします」

 息子の元気は健康の証。それを支えるのは、動脈硬化予防なのだ。

 動脈硬化の原因は、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満といった生活習慣病に関わる。異常な数値を放置すれば、動脈硬化が進行し、ある日突然EDにもなりかねない。それを防ぐには、生活習慣病の治療をきちんと受けること。そして「一汁一菜」を基本とするなど、バランスの良い食事と毎日の適度な運動が不可欠だ。

 長年身についた生活習慣を一朝一夕に変えられないなら、ED治療薬の助けを借りる手もある。

 「バイアグラ、レビトラ、シアリスといったED治療薬は、動脈硬化指標の血流依存性血管拡張反応を改善し、血管修復細胞(血管内皮前駆細胞)を増加させ、心血管イベントを予防するとの報告もあります。もちろん、内臓脂肪が少し減るだけでも、血流依存性血管拡張反応は改善します。食生活の見直しは重要ですが、健康のために定期的にED治療薬を服用しても良いと思います」(永尾教授)

 ところで、70代のED有病率は約60%にも上るという。「男たる者、いくつになっても」と意気込んでも、4割の人しか実現できないのだ。

 「ED治療薬を使うことで、70代でも71〜78%の確率で性交が可能です。薬で効果のない重症のEDも、陰茎海綿体自己注射や、医療器具を移植するプロステーシス手術により、救われている人はたくさんいます。ただし、高齢既婚男性の妻は、性交に協力的ではないのも実情です」

 女性の中には、医療機関を受診し、閉経後の女性ホルモンの低下に伴う身体の変化を克服することで、セックスライフを楽しんでいる人がいる。さらに、趣味など適度な刺激も性機能のアップに貢献するという。

 「動脈硬化を防ぐには、生活習慣の見直しだけでなく、ストレス解消も大切です。日常生活が仕事や趣味などで充実している場合は、ストレスが少なく、健康管理にも積極的に取り組めるでしょう。高齢で新たな仕事を見つけるのが難しい場合は、ぜひ趣味を充実させていただきたい」

 より満足できるセックスライフの実現のため、新年から趣味の充実、食生活の見直しに励んではいかがだろうか。

 

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