舛添都知事は岩盤規制を突破せよ 細川氏は「脱成長」が敗因に… (1/2ページ)

2014.02.11

 東京都知事選は、事前の予想通り舛添要一氏が勝利した。選挙で都民が何を選択し、舛添氏は今後どんな課題を抱えるのか。そして細川護煕元首相らが負けたことで、「脱原発」はどうなるのかを検証してみたい。

 投票率がそれほど伸びなかったのは、急な選挙であったことや、各候補者が「後出しじゃんけん」を意識して、なかなか出そろわなかったこと、候補者間のテレビでの公開討論が少なかったことなどが原因であろう。その結果、盛り上がりを欠いて、特定支持者層のみが選挙運動をしているような印象だった。率直に言うと、前知事の任期満了による選挙でなかったため、候補者不足という印象は否めなかった。

 結局、都民は無難な選択をした。舛添氏には、自民党と公明党・創価学会、連合東京など組織票の上に、元厚生労働相という肩書、さらにテレビでの知名度もあった。

 政治的なスタンスを野球にたとえると、宇都宮健児氏はレフト(左翼)へのファウル。逆に田母神俊雄氏はライト(右翼)へのファウル、細川氏は左中間ライナーと思われたが、結局つまって平凡なレフトフライ。舛添氏だけが、左から右までの支持を得てセンター前ヒットだった。

 舛添氏には、元厚労相として福祉・社会保障に強いイメージがある。知事としてこれに応えてほしい。実際、福祉や社会保障は基礎的自治体(東京の場合は特別区)が行うべき分野になっている。待機児童の問題にしても、末端の行政が機能しないとうまくできない。

 東京都知事は、国より基礎的自治体に近い存在だ。舛添氏は、国政レベルで福祉・社会保障に携わってきたが、その知見を地方レベルの東京都で実践すべきである。

 また、公約にも掲げていた東京五輪向けの特区実現によって、さまざまな岩盤規制を東京から崩していってほしい。

 

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