【花粉症を吹き飛ばせ】花粉とPM2・5がドッキング 過重なストレスや睡眠不足で悪化も

★(上)

2014.02.13


花粉(写真)と、中国発のPM2.5が合体すると…【拡大】

 厄介な季節がやってきた。ウェザーニューズ(千葉)によれば、関東では、すでに花粉シーズンに突入。関西でも2月中旬に飛散が始まる。花粉の飛散量は、昨年と比べると少ない地域が多いというが、安心はできない。最新の対策術を3回にわたりお伝えする。

 花粉症を悪化させる別の要因、そのひとつが、中国の“毒入り大気”の原因であるPM2・5(微小粒子状物質)だ。

 長年、花粉症治療に取り組む「赤坂山王クリニック」(東京都千代田区)の梅田悦生院長が警鐘を鳴らす。

 「大気汚染については、微粒子が花粉に付着し、症状が悪化すると言われています。顕微鏡で見ると公害物質が花粉についており、複合的に症状を悪化させる懸念がある。実際にたくさんの患者さんを診ていると、その傾向があります。まだエビデンス(科学的根拠)は明らかになっていませんが、当然PM2・5が症状を悪化させる可能性はある。そう考えて、案じているところです」

 春風が吹けば花粉と一緒にPM2・5も飛散しやすい。スギ花粉の量が少なくても、PM2・5がドッキング。複合的に鼻などの粘膜にアタックして、花粉の数以上に症状を悪化させる可能性があるという。

 それを防ぐには、当然のことながら、マスクやゴーグルなどの防備は欠かせない。最近では、花粉とPM2・5を防ぐ空気清浄機も注目の的となっている。

 しかし、防備しても防げない花粉症の悪化要因もある。

 「過重なストレスや睡眠不足、それに伴う過労など、体調によっても、花粉症は悪化しやすい。仕事のストレスは逃れようがなくても、睡眠時間は十分に取るようにしましょう」(梅田院長)

 今の時期は3月期末の決算に向けて、多忙な時期を迎えた人々は少なくない。ストレスを抱え、十分な睡眠時間の確保も難しいケースもある。花粉症が悪化すれば、仕事のパフォーマンスは落ち、さらにストレスを受け、睡眠不足や過労も重くなる。結果、一層、花粉症の症状がひどくなるといった悪循環に陥る恐れもある。

 「花粉症をきちんとコントロールするなら、医療機関を受診してください。自己流で対処しようとして、症状を悪くしてしまう人もいるので注意が必要です」と梅田院長は指摘する。(つづく)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。