今後20年“極寒と猛暑”セットに? 2週連続の大雪に首都圏大混乱

2014.02.15


雪の重みで商店街のアーケードが約26メートルにわたって崩れた=15日未明、東京都八王子市【拡大】

 急速に発達する低気圧の影響で15日未明にかけて関東甲信や東北は大雪となり、東京都心(大手町)で27センチの積雪を観測し、戦後4番目だった8日の記録に並んだ。2週続けて首都圏の交通は大混乱。迷惑な降雪は今後も続くのだろうか。

 気象庁によると、先週末と同様、「南岸低気圧」が急速に発達しながら日本の南海上を進んだ。甲府市の積雪は101センチで観測史上最多を大きく更新。前橋市などでも記録を更新、先週を超える大雪となった。東北の太平洋側では16日にかけて平野部でも大雪になる恐れがある。

 首都圏の鉄道も乱れ、東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線は始発から運転を見合わせた。山手線も倒木のため一時運転を見合わせた。

 大雪をもたらした南岸低気圧は、本州寄りを通れば南からの暖気が入って雨になりやすい。逆に、離れすぎれば降水自体がなくなることもある。今回は先週末や昨年1月の成人の日と同様に、特に雪が多くなるコースをたどった。

 気象庁によると、今後は3月にかけて北からの寒気と南からの暖気がせめぎ合って低気圧が発生しやすい状態が続く。気温や低気圧の進路によって、再び雪が降る可能性もあり、気象庁は「今後も雪の予報に注意してほしい」としている。

 元NHK気象キャスターの気象予報士、村山貢司氏は、「地球温暖化の進行で海水温が高まり、低気圧が水蒸気をたっぷり吸収することで雪の量が増えている。将来的に温暖化によって雪は少なくなるとみられるが、向こう10〜20年は猛暑と大雪の寒い冬がセットになった、極端な傾向が続くのではないか」と警告する。気象の凶悪化が心配だ。

 

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