難関私立大「MARCH」合格者増加校ランク 倍以上に伸びた朋優学院

2014.03.07

 私立大の2月試験の合格発表がほぼ終了し、国公立大前期試験の発表が始まる。いよいよ今年度入試も大詰め。今週は難関私立大・MARCH(明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)の合格者合計が昨年より伸びた学校を紹介する。

 トップは朋優学院。144人増加し、昨年の倍近い伸び、過去最高の合格者数となった。

 市進学院情報出版室の長谷川一夫室長は「元は中延学園という女子校でしたが、2001年に校名変更し、共学に代わり、進学に力を入れ始めました。中高一貫校ではありませんが、特進、国公立大などコースを設け、大学合格実績が急伸し、以前とは別の学校のようです。偏差値も比較的高くなく、入学後、生徒を鍛えて伸ばしている学校です」と話す。

 2位以下は武蔵野北、薬園台、相模原・県立、国立……と続いた。今年の入試も近年と変わらず、受験生の地元の大学進学志向が強かった。特に文系学部で顕著。文系学部が多いMARCHでは、首都圏の多くの学校が合格者を伸ばす結果となった。6位の稲毛は公立中高一貫校で、昨年初めて卒業生を送り出した。期待通りに実績が伸びている。

 首都圏の公立校では、2番手校のMARCHの合格者増が目立つ。一方で、進学指導重点校に選ばれ、都立高トップの国立が5位に入っている。公立ではないが、中学入試で女子御三家の1校である最難関の女子学院が7位に入っている。

 長谷川室長は「本来ならもっと上を目指す生徒が多いとみられますが、来年の大学入試から新課程入試が始まり、今年中に合格を決めたいと考える女子の安全志向から、合格者が増えたのかもしれません」とみる。

 今年は法政大を除き、MARCHの志願者減が目立った年だった。安全志向から、レベルを下げた受験生が多かったせいか。逆に学力の高い受験生がMARCHを押さえにした可能性も高く、志願者減でも入試は楽ではなかったといえそうだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

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