予想以上に増えている台湾まぜそば

2014.03.14


麺屋こころ「まぜそば」【拡大】

 昨年7月に「台湾まぜそば」のことを「好きなので首都圏でも増えてほしい」と、このコーナーで書いたのだが、その思いが伝わったのか(笑)。予想以上に増えているので、もう一度、紹介してみたい。

 まぜそばとは? 中国でいうところの「ばん麺」、つまり「和えそば」の一種。タレや油を麺と絡めて食べる麺料理で、もともと中国には相当な歴史がある。そもそも「担々麺」の本場モノは「汁なし」=「まぜそば」だ。日本では油そばといえばわかりやすいか。そう、油そばもまぜそばの一種といえる。

 そして「台湾まぜそば」というのは、名古屋の台湾ラーメンから話さなければならない。1970年代に「味仙(みせん)」(名古屋)が賄いメニューとして作ったのが「台湾ラーメン」の始まり。

 ピリ辛で挽肉やニラが入っており、いまや名古屋のご当地ラーメンと呼ばれるほどに増え、すでに200軒を超えるともいわれている。そのメニューをまぜそばにアレンジしたのが「麺屋はなび」(名古屋)で2009年頃に発売開始。後に一気に広がり、名古屋ではもう当たり前のメニューにまで定着した。

 具は唐辛子と炒めた豚挽肉、その上に卵黄、それらの周辺に白ネギ、ニラ、刻み海苔、魚粉、ニンニク(なしも可)などがのっている。麺は湯切りの時にあえて傷を付け、粘りを出し、タレとの絡みも良くしている。

 これらをぐるんぐるんと豪快に混ぜ合わせて食べるのである。最後にタレやスープが残るのでご飯を入れて食べる「追い飯」がオススメ。これがメチャクチャうまい。

 都内では12年に「やまらぁ」(人形町)が限定で発売したのが最初ではないだろうか。定番メニューとして出したのは13年にオープンした「やまの」(練馬)。

 今年になり大岡山に「こころ」が誕生。この店は台湾まぜそばの元祖「麺屋はなび」店主の監修ということで話題にもなった。元祖の流れをくむ店が都内にも登場してしまったのである。地元の東京工業大学生を中心にもう行列店の仲間入りをしている。

 他にも「つるん」(荏原中延)、「しるし」(早稲田)などがある。限定で出しているところもチラホラ。いよいよ都内でも台湾まぜそばがブームとなるか。

 ■ラーメン耳寄り情報
 麺屋こころ(大岡山)
 今年1月にオープンした「台湾まぜそば」をウリにした店。名古屋にある台湾まぜそばの元祖店の監修なので本家同様の味を堪能できる。

 ■大崎裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2013年11月現在で1万500軒、2万1500杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役、日本ラーメン協会理事。Webおよび携帯の「ラーメンバンク」を運営している。

 

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