すき家強盗「自分もできる」最悪の連鎖に… 牛丼店被害の8割以上が集中 (1/2ページ)

2014.03.24


強盗被害に遭った「すき家住吉遠里小野店」=大阪市住吉区【拡大】

 牛丼チェーン店「すき家」を狙った強盗事件が、いまだに後を絶たない。警察庁のまとめなどによると、全国で起きた牛丼店を狙った強盗事件(未遂も含む)は、8割以上が同店に集中している。警察庁の指導を受けた運営会社側は対策に乗り出しているが、従業員確保がままならず、深夜の複数勤務は完全実施に至っていないという。

 少し前の話になるが、1月20日午前2時50分ごろ、大阪市住吉区の「すき家住吉遠里小野(おりおの)店」で、強盗事件が起きた。店に入ってきた男が、アルバイトの男性店員(19)に包丁をつきつけて「金を出せ。袋に入れろ」と脅し、レジにあった現金約5万円を奪って逃走した。

 1週間後の27日、大工見習いの男(22)が大阪府警住吉署に出頭し、強盗容疑で逮捕された。捜査関係者によると、男は「他のすき家の強盗のニュースを見て、自分もできると思った」と供述したという。

 すき家強盗の多発が“犯行の連鎖”を起こしていた。

 警察庁などによると、牛丼店を狙った強盗事件は、2011年にピークに達し、未遂も含めて90件を数えた。そのうち、78件がすき家で実に87%を占める。12年は32件、13年は34件と発生件数は減ったが、それでも、すき家を狙った強盗事件は約85%を占めた。

 すき家は1982年に横浜市で1号店をオープン。近年の急成長で、吉野家、松屋とともに牛丼店「御三家」と呼ばれる。牛丼だけではない多彩なメニューが人気で、一気に店舗数で業界トップにのし上がった。

 しかし、食券を取り入れず、注文して食べた後に代金を払うレジ形式を採用している。深夜帯になると、アルバイト従業員が1人で勤務することが多かった。

 

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