オバマケアの代替案もつ“有力候補”ベン・カーソン氏に注目 饗庭直道氏に聞く

2014.03.28


ベン・カーソン氏(AP)【拡大】

 オバマ米大統領の外交政策が内外で批判を浴びるなか、2016年の次回大統領選を占う「保守政治行動会議」(CPAC)が6−8日に開かれた。2011年から毎年参加している饗庭直道氏は“有力候補”からも直接話を聞いた。全米でも注目を集める今年のCPACを饗庭氏が解説した。

 CPACは1973年に発足した会議で、全米保守連合(ACU、アル・カーデナス会長)が主催。毎年、大統領候補と目される共和党有力者二十数人が演説する。

 「オバマ政権への批判は、大半がオバマケア(医療保険制度改革法)などの内政問題。外交を主要テーマにしたのは2人だけだった」

 饗庭氏は今年のCPACをこう振り返った。外交を取り上げた2人はジョン・ボルトン元国連大使と、マルコ・ルビオ上院議員。ルビオ氏はキューバ系の有望株で、次期大統領選の有力候補だ。饗庭氏も「中国問題や尖閣問題にも触れていたのはルビオ氏1人だ」と評価する。

 ただ、次期大統領候補を占う恒例の模擬投票でルビオ氏は7位。1位と2位は保守強硬派「ティーパーティー」(茶会)系のランド・ポール、テッド・クルーズ両上院議員が占めた。

 饗庭氏が着目したのは、昨年の7位から3位に急上昇したベン・カーソン氏(ジョンズ・ホプキンス大学神経外科名誉教授)だ。会談した饗庭氏は「オバマケアに関し、カーソン氏には電子カルテや医療貯蓄口座の導入などの代替案を具体的に述べていた」と論じる。

 だが、カーソン氏は大統領選への出馬を明言していない。饗庭氏が「あなたは出るつもりか?」と聞いた。すると、カーソン氏はこう答えた。

 「正直出たいとは思わない。だが、米国を救えるリーダーが出現しない場合、神の召命によって私は出る必要があるだろう」

 共和党初の黒人大統領候補は生まれるのか。「米国では本命と言われた人がそのまま大統領になった例はほとんどない」(饗庭氏)だけに、同盟国・日本にとっても目が離せない展開になりそうだ。

 

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