【朝日新聞研究】朝日の突出するW杯報道 軍事的危機から目そらす意図か? (1/2ページ)

2014.07.11


朝日新聞のサッカーW杯報道は突出している【拡大】

★(4)

 ブラジルでサッカーW杯が開催されている。日本チームは1次リーグで敗退してしまったが、マスコミの報道ぶりは、まことに盛んだった。新聞では朝日新聞の報道が突出しており、スポーツ面の外にわざわざ「サッカー」面を設けている。しかも、サッカー面はオールカラーで、朝刊のみならず夕刊まで3ページ以上もスペースを割いている日もあった。

 朝日新聞がサッカーに力を入れるのは基本的に部数拡大、つまり拡販のためだろう。朝日新聞は昔からスポーツ・イベントの利用をやっており、今の高校野球は約100年前の大正4(1915)年に、全国中等学校野球大会として、朝日新聞が始めたものである。

 そもそも、サッカーW杯は、戦争の代替としての役割をはたしているのではないだろうか。つまり国と国との血を流さない戦いという意味である。五輪にも同じ面はあるが、サッカーの場合、極めて単純で、ナショナリズムを発揚する場として、ずっと優れているといえる。

 ところで、朝日新聞は、かつての本物の戦争の際においても、その報道ぶりは真に熱心だった。戦争こそ最大のイベントなのである。

 朝日新聞OBの今西光男氏による『新聞 資本と経営の昭和史』(2007年6月、朝日新聞社)によると、「満州事変が勃発してからの、朝日新聞の販売部数の増加はすさまじかった」「翌三二年には、(中略)全社計一八二万四三六九部(三八万八七四一部増)という驚異的な部数増を実現したのである」(119ページ)とある。

 

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