すき家残酷物語 24時間連続勤務、10時間超トイレ休憩なし (1/3ページ)

2014.08.01


従業員は24時間勤務もザラだった【拡大】

 ひどいどころかむごすぎる。牛丼チェーン「すき家」で働く従業員の過酷な労働実態が判明した。24時間連続勤務は当たり前。10時間以上トイレにいけない。過重労働で居眠り運転し、車ごと川に転落−など人材を酷使しきって利益を挙げる仰天の“ビジネスモデル”だった。鬱病やノイローゼで通院、退職する従業員が続出する劣悪環境がおおやけになっても、運営するゼンショーホールディングス(HD)のトップは辞任しないという。同社の自浄能力には限界がありそうだ。

 「すき家」では「牛すき鍋定食」を発売した2月以降、店舗が相次いで休業した。ゼンショーHDでは「パワーアップ改装のため」と説明していたが、実態は業務量の激増による従業員の大量退職が主な理由で、最大約290店舗が一時的に閉鎖するなど影響が広がった。

 この事態を受けてゼンショーHDでは、第三者委員会(委員長・久保利英明弁護士)を設置、第三者委が社員・アルバイト計約3万3700人のうち、社員561人とアルバイト468人にアンケートなどを実施して、実態調査を行っていた。

 7月31日に公表された報告書によると、すき家の従業員の中では、24時間連続で勤務することを「回転」と呼んでいたが、店舗で勤務した経験のあるほとんどの社員が「回転」を経験していた。中には「恒常的に月500時間以上勤務していた」という社員や「(恒常的な過重勤務で)体重が20キロ以上やせた」という従業員もいた。

 

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