理研・笹井氏 小保方氏宛てなど遺書3通 関係者「言葉にならない」 (1/2ページ)

2014.08.05


1月28日、STAP細胞の研究を発表する小保方氏(左)と笹井氏。半年余りで事態は暗転した【拡大】

 新型万能細胞とされる「STAP細胞」論文の不正問題が最悪の事態に発展した。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長(52)が5日、理研施設内で首つり自殺を図り、死亡した。笹井氏は、論文の筆頭著者で理研の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の指導役で、共同著者に名を連ねていた。同論文は英科学誌ネイチャーに発表後、世紀の発見と注目を集めたが、同時に捏造を含む数々の疑惑が浮上、論文が撤回されるなど世界的な騒動となっていた。

 日本を代表する研究者の自殺。世界の科学界に衝撃が走った。

 兵庫県警などによると、5日午前9時前、理研発生・再生科学総合研究センター近くの先端医療センター内で、笹井氏を警備員が発見した。笹井氏はセンター内の階段の手すりに、ひも状のものをかけて首をつっていたという。理研によると、施設内の病院の医師が死亡を確認した。

 笹井氏の鞄の中から、小保方氏宛てを含む遺書3通が見つかっていることから自殺とみられる。

 笹井氏は新たな万能細胞とされるSTAP細胞の論文を執筆した小保方氏の指導役。今年1月に理研が成果を発表した記者会見にも同席しており、論文疑惑が発覚した後も、細胞が存在する可能性を強調していた。

 だが、7月に論文撤回をした際は、「痛切に後悔し反省しています。重い責任を感じ、進退については理研の判断に従う所存です」と謝罪していた。

 

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