反省しても謝罪なし 責任転嫁と矛盾の朝日検証 現代史家・秦郁彦氏 (1/2ページ)

2014.08.12


誤報を放置し続けた朝日新聞東京本社【拡大】

 朝日新聞から検証記事への見解を求められ、同紙6日付朝刊に寄稿した。「自己検証したことをまず、評価したい」と書いたのは、過去にコメントをボツにされたことが度々あったからだ。原稿が掲載されなかったら、朝日読者に批判が届かない。朝日と付き合う際は作戦が必要。朝日の人たちは「評価」されて喜んでいたらしいけどね。

 検証記事の話を事前に聞いていたので、いろいろと注文を出した。「すっぱりと反省とおわびをしなさいよ」と伝えたが、朝日担当者は「それはみんなで議論します」としか答えなかった。検証記事では「反省します」とだけ書いてある。みんなで議論した結果、「謝罪はしない」ということになったのだろうが、反省と謝罪はセットのはずではないか。

 工場などに動員された女子挺身隊と、何の関係もない慰安婦を混同していた問題でも、朝日は「原因は研究の乏しさにあった」と説明している。こんなことは調べればすぐ分かる。STAP細胞論文みたいに難しい話じゃない。責任転嫁していると言われても仕方がない。

 朝日はよく「他の国が同じことをやっているからといって、日本が免罪されるわけではない」という趣旨のことを書いている。だが、検証記事では他紙も吉田証言を報道したことを取り上げた。悪いのは朝日だけではなく「似たり寄ったりだ」と言いたいようだが、矛盾しているのではないか。

 

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