消費税率10%強行なら経済沈没 無節操エコノミストに騙されるな (2/2ページ)

2014.08.16

 現実はマイナス6・8%。だから、3カ月前からみれば「想定外」だったが、1週間前の「想定内」ということだ。

 GDPの中身をみよう。内需は10・5%減で、そのうち民間需要は13・9%減、公的需要0・8%増。民間需要のうち、消費13・9%減、住宅投資35・3%減、企業設備投資9・7%減と全滅状態だ。外需と在庫増で数字がもっているとは、なんとも情けない姿だ。

 節操のないエコノミストの「想定内」という言葉に騙(だま)されて、想定通りに消費税を8%から10%まで引き上げれば、経済は沈没してしまうだろう。

 年末に、10%への再増税の判断を政府は下す。消費税増税について、エコノミストから意見を聞くのはいいだろうが、その際、過去3年間の経済見通し(GDPでなくても、株価、為替ならどのエコノミストも言っているので、それでいい)について、実績とともに話してほしい。

 少なくとも、昨年秋に消費税増税を進言した人は、その当時の見通しと実績の乖離(かいり)があるのかどうかを示すべきだ。マスコミも、エコノミストのコメントを掲載するなら、その人の過去の実績を明示したほうがいい。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。