検証は「居直り」「開き直り」 元東京大学教授・酒井信彦氏 (1/2ページ)

2014.08.24


朝日は、慰安婦報道の大誤報で「居直って」いるのか【拡大】

 朝日新聞が「慰安婦問題を考える」という特集記事を掲載し、自社報道の検証結果を公表して2週間以上が過ぎた。これは安倍晋三政権が行った「河野洋平官房長官談話」の検証と関係しているのだろうし、見出しに「読者の疑問に答えます」とあるから、読者の要求もあったのだろう。

 今回の検証を、朝日が従来の報道を反省していると捉える人もいるようだが、それは、まったく違う。これは明らかに批判に対する、「居直り」「開き直り」以外の何物でもない。

 それは、編集担当の杉浦信之氏による「慰安婦問題の本質 直視を」と題する文章に端的に示されている。そこでは「『慰安婦問題は朝日新聞の捏造だ』といういわれなき批判」とか、「元朝日新聞記者が名指しで中傷される事態」などと言っている。

 確かに、従来の記事を取り消したところはある。2番目の「『済州島で連行』証言」という項では、吉田清治氏の証言について、見出しで「裏付けられず虚偽と判断」とし、末尾の「読者のみなさまへ」では、「吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」とある。

 しかし、朝日は、慰安婦問題における「強制性」をあきらめたわけでは決してない。

 

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