内閣改造に冷ややかなワシントン 政策失敗でやり直し人事 (1/2ページ)

2014.09.10


米ワシントンの人々は、安倍改造内閣に冷ややかだ【拡大】

 安倍晋三首相が実施した内閣改造について、ワシントンの人々は「アベノミクスも集団的自衛権構想も失敗した。だから、やり直しをはかっている」という冷たい見方をしている。

 安倍政権の人事に対し、『ウォールストリート・ジャーナル』など米マスコミは「安倍首相は、マネジャーらを入れ替えようとしている」と書いていた。この記事を読んだ全米商工会議所のトム・ドナヒュー会長は、私にこう言った。

 「安倍首相は、いつまで首相のポストに留まれるのかね」

 日本では、安倍首相の閣僚や自民党3役らの入れ替えは長期政権を狙ったものと理解されている。安倍首相の権威が揺らいでいるという見方は存在していない。

 しかし、ウォール街の専門家は安倍首相が鳴り物入りで始めたアベノミクスは増税を行ったために失敗したと見ている。理由は異なるが、ワシントンの人々も同じ見方をしている。

 ハドソン研究所の専門家はこう言った。

 「アベノミクスは“第3の矢”といわれる経済の構造改革が全く行われていないために失敗した。TPPも保守勢力の抵抗が強く、実現が難しくなっている。こうした失敗で日本経済は当分、大きく伸びる見通しがなくなったと、われわれは考えている」

 安倍首相が標榜する集団的自衛権についても、米国では「何ら具体的な構想が明示されていない」と、失望の声が高くなっている。米海軍研究所の報告は、次のように述べている。

 

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