民主「エダノミクス」の無反省 枝野氏の残念すぎる経済的理解 (1/2ページ)

2014.09.24


民主党両院議員総会で正式決定した新執行部。左から岡田代表代行、海江田代表、高木代表代行、枝野幹事長=16日、盛岡市【拡大】

 民主党の役員人事で枝野幸男元官房長官が幹事長になった。朝日新聞はこれを大きく取り上げているが、枝野氏はアベノミクスへの対抗心をあらわにし、経済成長にこだわらなくても豊かさを実感できる「エダノミクス」を打ち出すようだ。枝野氏のいうような経済政策が実現可能なのだろうか。

 枝野氏は弁護士出身とあって雄弁だが、経済議論は非常に残念だ。あるテレビ番組で枝野氏と議論した際、信じられないような発言があった。枝野氏は「金利を上げると経済成長する」と言ったのだ。それはあり得ないから訂正したほうがいいと言ったが、受け付けなかった。おそらく枝野氏の頭には、企業が悪、労働者は善という固定観念があるのだろう。

 ここで金利下落の経済効果を確認しておこう。はじめの段階では預金者の金利収入が減少する。しかし、金利の下落は企業活動を活発化させ、経済全体の所得を増やし、その結果、預金者を含め労働者など個人を豊かにする。

 この波及経路の中で、最初の段階で預金者の金利収入を減少させ、企業活動を活発化させるというところで枝野氏は思考停止しているかのようだ。

 その一方、金利を上げれば、預金者の金利収入増加になって、企業の金利負担が増えることで枝野氏は満足するのだろう。固定観念があるので、はじめの段階だけで、その後の経済の波及効果を考えられないのだろうか。

 枝野氏は、その後もまったく経済的な理解が進まないまま、「金融政策ではデフレから脱却できない」という金融政策無効論もテレビで主張していた。

 

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