容疑者に「幼児的破壊行為が残っている」 精神科医・日向野氏 神戸女児遺棄事件

2014.09.24


遺体遺棄現場へ向かう捜査員=24日午前、神戸市長田区【拡大】

 神戸市長田区の生田美玲さん(6)の遺体をバラバラにした猟奇殺人事件。事件の容疑者として逮捕された地元の男(47)の心理を、ヒガノクリニックの院長で精神科医の日向野春総氏が分析した。

 「異性の子供を自分の所有物にしたいというのが動機だろう。日本人では少ないが、海外の事件では同じようなケースが結構ある」

 日向野氏はこう指摘した上で、美玲さんの遺体をバラバラにするという犯行態様の異常性に着目。「幼児的な破壊行為が残っている証左だ」とし、続ける。

 「小さいころには昆虫採集をみんなやる。トンボを捕まえて、羽を取ったり、足を取ったりするのは残虐な行為ともいえる。その破壊行為が成長しても解消されず、残ってしまう特殊な人間がいる。生きた者を自分の所有物として保管して満足感を得る。虫かごにいれて、自分のものにしたいという感覚があったのではないか。女児に気にくわない行為をされ、破壊行為に向かってしまったのだろう」

 遺体のうち、腰部分が見つかっていないという点も男の深層心理を読み解くカギになるという。

 「女児の性器に執着しているのだろう。女児の遺体は自分の所有物であり、“標本”と考えているので、他の部分は捨てても大切にどこかに保管している可能性がある。病的なプロセスであることは確かだ」

 男の暮らしぶりや素性は判然としないが、犯行の異常性から生活模様もある程度推測できるという。

 「独居で他人との交流がなかったのではないか。精神年齢が低く、発達障害の可能性が高い。このタイプは順序立てて考えることができず、また、文字による他人との交流はできるが、会話することでの交流はできない。大人とは付き合えないので、子供が対象になってしまったのだろう」

 残虐な犯行にショックが広がるばかりだ。

 

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