御嶽山噴火で登山人気直撃 富士山、浅間山…問い合わせ殺到、キャンセルも (1/2ページ)

2014.10.01


気象庁の常時観測47火山【拡大】

 日本百名山の1つで長野、岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)の噴火は、他の山々にも悪影響を及ぼしている。各地に「噴火しないか」などの問い合わせが殺到。山登りをキャンセルする人が出ている所もあり、登山人気そのものが揺れている。

 長野県警や消防、陸上自衛隊は1日早朝、心肺停止状態で山頂付近に取り残されている24人の登山者らの捜索・救助活動を再開した。同日午前、14人を麓まで搬送した。この日は1000人態勢で、捜索隊の輸送に陸自の大型ヘリコプターを初めて投入した。

 長野県によると、新たに心肺停止状態となっている10人程度が確認された。これまでに判明した死者は12人、重軽傷は69人だが、噴火に巻き込まれた人はさらに増える可能性がある。

 行楽シーズンを突如襲った御嶽山の噴火。その余波は他の山々にも及んだ。気象庁の常時観測47火山のうち日本百名山は22あり、その代表格で昨年6月、世界文化遺産に登録された富士山(3776メートル)に懸念の声が広がっている。

 「山に不安を覚える人が増えている印象を受ける。このままでは登山人気自体に影を落としかねない」。富士山への登山客が多く訪れる山梨県富士河口湖町の登山用品レンタルショップ「ラモント」店長の向山忠利さん(33)は、こうため息をつく。

 すでに登山シーズンを終えた富士山だが、向山さんのもとには「噴火しないか」などの問い合わせが相次ぐ。シーズン外でも立ち入り可能な5合目で営業する旅館や民宿にも富士山の状態を心配する声が多いという。

 こうした事態を受け、向山さんは防災対策として、ヘルメットを常備することを決めた。

 「富士山は、日頃から噴火が取り沙汰されているだけに影響は大きい。来年の山開きの時に登山客が減ってしまわないかが心配だ」(向山さん)

 

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