【賞賛されていた陸海軍 知られざる日本】ロシア、強制労働に耐え日本将兵が建設した建造物に驚き (1/2ページ)

2014.10.06


ハバロフスク中心部のライオン像。日本人抑留者が制作したという【拡大】

★(5)

 ロシア極東部の中心都市、ハバロフスク。市内を走る自動車の多くが、日本の中古車である。中古だが、故障もなく走り続ける日本車は人気が高く、そのことがロシア人の日本への高い評価につながり、憧れを抱かせ、好印象を与えている。

 ハバロフスクには極東軍事博物館がある。

 出征兵士の無事を願った寄せ書きの日の丸や、貫通痕が痛ましい鉄兜などが展示されていた。壁一面の大パノラマは、日ソ中立条約を破棄して満州になだれ込んできたソ連軍と日本軍との戦闘の模様であった。この戦いの停戦後、ソ連はあろうことか60万人もの日本軍将兵をシベリアに強制連行し、過酷な環境下で強制労働を強いた。

 ハバロフスクは将官収容所があり、満洲国皇帝、溥儀(ふぎ)も収容されていた。日本軍将兵は「いつか帰れる!」と祖国を夢見て、たとえ捕らわれの身になろうとも日本軍人としての誇りを胸に、過酷な強制労働にも耐え続けた。

 レーニン広場に建つ公務員大学は、この地に抑留させられ日本軍将兵によって建てられた建造物だ。半世紀以上たってもびくともせず、今でも使われている。ロシア人はこうしたことで日本人を称賛し、そのすごさを手放しで語る。ロシア人は、日本人が、中国人や韓国人などと大きく異なることをよく知っている。

 そして忘れてはならないのは、ロシアでは、中韓両国のような偏った反日教育は行われていないことだ。うんざりする中国や韓国との外交関係から、日本がシフトチェンジするヒントとなろう。

 ハバロフスクの繁華街、ムラビヨフ・アムールスキー通りの商店には、生活物資や食料品があふれていた。多くは国境を接する中国産だという。同時にそれは、ロシア人の警戒感を増幅させている。

 

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