新潮、朝日の手抜き除染記事は「自作自演」 朝日は「事実誤認」と反論

2014.10.08


「手抜き除染報道」を問題視した週刊新潮(奥)と朝日の反論記事【拡大】

 朝日新聞が2013年度に新聞協会賞を受賞した福島第1原発周辺の「手抜き除染」の記事について、8日発売の週刊新潮(10月16日号)が「自作自演の闇がある!」「“やらせ体質”を実名告発する」などと報じた。これに対し、朝日は8日付朝刊で「週刊新潮に事実誤認と抗議」との反論記事を掲載し、経緯を説明した。一体、どちらが真実なのか。

 新潮の記事では、朝日の取材に協力した元除染作業員が実名で証言。元作業員は、朝日の記者からプレゼントされたICレコーダーを使い、現場監督から不法投棄の言質を取ったとしている。記者が元作業員に行ったインタビューも、事前に記者が渡したメモを読むように指示されたという。

 さらに、新潮の記事によると、12年12月末に元作業員が環境省へ送った告発文は、実際は記者が指南して作成。記者が元作業員に実名を文書に書くよう求めたとしており、その後、告発文について記事にしたことから、同誌は「マッチポンプ以外の何ものでもない」と指弾している。

 これに対し、朝日は反論記事で、記者がICレコーダーを渡したことは認めたが、元作業員が「録音する機械を貸してくれれば、作業の指示を記録する」と提案されたと主張。メモについては「記者はメモを渡しておらず、インタビューの元映像にも何も手に持たず話す場面が記録されている」としている。

 環境省へ送った告発文についても、朝日は記者が元作業員から頼まれ、話を聞きながらパソコンでまとめたことは認めたが、「元作業員は文書を出す以前から自ら環境省に電話をかけている」「(告発文を出したのは)元作業員の意思によるものです」としている。

 

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