5年連続で京華 面倒見が良い中高一貫校ランク

2014.11.07

 今週は首都圏319学習塾の塾長、教室長が勧める面倒見が良い中高一貫校ランクを紹介したい。学習塾にアンケートを行い、各項目について5校連記で記入してもらった。最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント……として集計した。

 トップは5年連続で京華(けいか)となった。5位の東京都市大等々力は昨年の23位から躍進した。京華は120年近い歴史と伝統のある男子校。面倒見のいい男子校は少なく、京華のほかは8位の城北しか入っていない。

 学校関係者は「男子校なので女子がいないため、生徒は飾ることなく本音を出しやすくなります。教員は生徒ひとり一人の性格を把握し、生徒を見ながら効果的なアドバイスができることで、勉強も部活動も生徒を伸ばしています」という。

 補習に力を入れ、落ちこぼれが出ないように、生徒に合った指導をしているところも高く評価されている。

 2位、3位はともに女子校。塾関係者は「八雲学園は早くからグローバル教育に力を入れています。最近は面倒見の良さで人気も上がっています」と話す。

 4位の帝京大は共学校のトップ。1クラス30人前後の少人数教育で、1年次の2学期から数学、英語で習熟度別授業を行っている。大学合格実績も高く、今年は東大4人、京大1人、東京工業大5人、一橋大4人、早稲田大72人、慶應義塾大37人合格だった。大きく伸びており、面倒見の良さが実績アップにつながっている。

 5位の東京都市大等々力は、もとは東横学園中高だったが、東京都市大の付属となり、10年に共学部を開設。人気はうなぎ上りで難度もアップ。今年は首都大東京6人、早稲田大5人、慶應義塾大1人、上智大9人が合格。10年前はいずれの大学合格者もゼロだったから、大きく伸びている。

 塾の講師は「面倒見が良い一貫校では、生徒の適性を考えながら指導して伸ばしており、一から十まで手取り足取りというわけではありません」と話す。生徒のモチベーションアップにたけている学校といえそうだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。