【朝日新聞研究】軍用機生産に関わった自社施設こそ戦争遺跡 (1/2ページ)

2014.11.09


朝日新聞東京本社【拡大】

★(5)

 BS−TBSに「吉田類の酒場放浪記」という番組がある。イラストレーター・俳人である吉田類氏が全国の酒場を訪ね歩き、実際に酒を飲み、肴(さかな)を食べる設定で、かなり人気があるようだ。

 その酒場放浪記を、朝日新聞が10月13日の「ニュースの扉」欄で、取り上げている。見出しは「吉田類さんと訪ねる軍国酒場」。酒場は酒場でも、軍国酒場であることがミソである。筆者は歴史専門の記者なので、真面目な記事であるらしい。

 訪れたのは鹿児島天文館の裏通りの店で、ずっと軍歌を流し続け、武器も展示されているという。女主人は「私が伝えたいのは、もう二度とあんな戦争をしてはいけないということ。平和が一番」といい、吉田氏は「よく言うんだけど、この世は酒飲みばかりなら戦争はなくなる。酔っぱらったら鉄砲撃ってもあたらないし」という。これがこの記事の核心部分である。

 ところで、この記事の中には、さらに「戦争の痕跡」という囲み記事がある。その文章には、戦争の「痕跡」は次々と消滅しつつあり、軍国酒場も日本中にあったが、今では数えるほどだと述べている。また、地図には「主な戦争遺跡」として、松代大本営予定地地下壕や知覧戦争関連遺跡など5カ所が標示されている。

 つまり軍国酒場も戦争遺跡であると、言いたいらしいが、両者は明らかに別物であるのに、無理に同一視している。

 

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