【新展開 慰安婦問題】吉田氏の「強制連行」記事取り消しに朝日の矛盾した対応 (1/2ページ)

2014.11.27


吉田清治氏を紹介する朝日新聞の記事=1983年10月19日朝刊【拡大】

★(2)

 希代の詐話師・吉田清治氏が「朝鮮半島で慰安婦の奴隷狩りをした」と嘘の証言をしたのは、1982年9月1日、大阪の集会においてだった。同じ月の30日に、彼は、朝鮮人男性の奴隷狩り(朝鮮人強制連行)についても、体験を法廷で告白していた。両者の奴隷狩りの方法はまったく同じである。朝日新聞は両方の証言を記事にした。

 ところが、朝日は慰安婦の記事は証言が虚偽であると断定して取り消したのに、男性を対象とした奴隷狩りの方の記事は取り消さなかった。こんなご都合主義が成り立つとは思えない。なぜか。

 当の吉田氏自身が、男性の強制連行と女性の強制連行を一体のものとして語っていたからである。9月1日の大阪の集会での吉田氏の発言を、朝日は次のように伝えた。

 【直接指揮して日本に強制連行した朝鮮人は約六千人。うち九百五十人が従軍慰安婦だったという。】

 朝日は本人がこのように一体のものとして語っているのに、この中の950人分の強制連行話は虚偽だが、残りの5050人分の強制連行話は真実だとでも言うのだろうか。

 朝日にとって、さらに困ったことがある。吉田氏は83年、韓国中西部の丘に謝罪の碑を建てたのだが、それを報じる朝日の記事(同年10月19日付)は、リードで「太平洋戦争中、六千人の朝鮮人を日本に強制連行」し、「徴用の鬼」と呼ばれた人物として吉田氏を紹介している。吉田氏が建てた碑文には次のように書かれていた。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。