日本の1980年代がダブる中国の不動産買い そのうちバブルは弾けると思う (1/2ページ)

2015.01.08


ジャンボ747のリースもいい商売、いい経験だった【拡大】

★AIDSと呼ばれて編

 2015年は景気よくいきたいもの。昨年は円安が進んで、東京都心部で中国マネーによる不動産買いあさりがすさまじかった。私の印象では、都心の大きな取引の2〜3割は中国人がからんでいた。

 中国人は、急騰しているシンガポールなどに比べ、低迷したままの東京の不動産価格はまだまだ安いと考えている。これについて、私の周りには「中国人に領土が奪われる!!」といきり立つ人も多い。しかし、心配はご無用。

 1980年代中期、私はハワイのホテルを6棟購入した。その後、三菱地所がニューヨークの複合施設ロックフェラーセンター14棟を買収し、第一不動産もティファニー本社ビルを買った。これが米国人の反感を買い、日本バッシングも広がった。

 当時、ホノルルから東京に帰る飛行機でハワイ知事だった日系のジョージ・リョーイチ・アリヨシさんと一緒だったことがあって、「米国民は怒ってますよね」と尋ねたら、「渡辺さん、いいんだよ。日本人がいくら米国の土地を購入しても、持っていけるわけじゃない。いつかまた、手放すことになるよ」と語っていた。結局、三菱地所も14棟のうち12棟を売却した。

 現在の中国人の不動産買いも同じこと。そのうち中国富裕層のバブルも弾け、ビルも手放すことになると思う。

 ティファニー購入の第一不動産で思い出したが、バブル経済崩壊当時、不動産がらみで経営破綻したわが麻布グルーブ(A)、イ・アイ・イ・インターナショナル(I)、第一不動産(D)、そして秀和(S)の頭文字から揶揄(やゆ)して、「AIDS」と呼ばれたことがある。失礼な話だが、私はそれぞれの経営者と仲がよかった。

 

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