オペラの舞台にもなった「北欧のベルサイユ」 (1/2ページ)

★ストックホルム郊外 ドロットニングホルム王領地

2015.01.23

連載:ライフ


スウェーデン王室ゆかりの壮麗なドロットニングホルム宮殿【拡大】

 昨年末のうれしいビッグニュースとして、赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏にノーベル物理学賞が贈られたことが記憶に残っています。ノーベル賞はダイナマイトを発明し、爆薬や兵器をもとに巨万の富を築いたスウェーデンの発明家アルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的に権威のある賞です。

 スウェーデンの国土はスカンディナビア半島の堅い岩盤からなり、ノーベルが登場する19世紀までの家々は、その堅い傾斜する岩盤に張り付くように建っていました。それがダイナマイトで堅い岩を砕き、土地を平坦(へいたん)にすることができるようになって、建築業界にとっても画期的な発明でした。まさしく必要は発明の母で、かの頑丈なボルボ車もスウェーデンの国土と環境が産み出した工業製品といえるでしょう。

 ノーベル賞授賞式はスウェーデンの首都ストックホルムのスタッドフーセット(市庁舎)で行われますが、今回はその近郊メーラレン湖に浮かぶローヴェン島に建つ世界遺産ドロットニングホルム王領地を紹介します。

 「ドロットニングホルム」はスウェーデン語で「王妃の小島」を意味します。これは16世紀に国王ヨハン3世が王妃のために建てた夏の離宮に始まり、17世紀末、カール10世の王妃ヘドヴィーグ・エレオノーラがスウェーデンの名建築家ニコデムス・テッシン父子に設計を依頼して完成させたフランス・バロック様式の壮麗な宮殿と庭園です。

 

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