池上彰氏、朝日新聞は「大企業病」 コラム再開し持論展開

2015.01.30


コラム再開で批判もさっそく再開した【拡大】

 朝日新聞の慰安婦報道の検証を批判したとして昨年8月に不掲載となって以降、中断されていたジャーナリスト、池上彰氏のコラム「新聞ななめ読み」が30日付の朝日新聞で再開された。一連の問題を総括した池上氏は「典型的な日本的企業の失敗」と朝日の“大企業体質”を看破し、さっそく批判も再開させた。

 再開の理由について、池上氏は、読者や朝日新聞記者から寄せられた連載再開を求める声に、「現場の記者たちの『朝日新聞を再生させる』という熱意と決意を感じ」たとし、「読者の立場から、紙面をチェックする役割を果たそうと考えました」としている。

 その言葉通り、チェックの目は再開1回目から厳しい。コラムが一度は不掲載となった理由について、慰安婦報道の検証が不十分だと批判した内容だったため、朝日新聞の「上層部」が掲載したくなかったのだと批判。

 朝日新聞が慰安婦報道を訂正しなかったことに対して「朝日が反日だから」と指摘があることには、「私はそうは思いません」と反論。

 そのうえで「問題の先送り」という「日本の大企業にありがちな、典型的な誤りを犯したのではないかと考えています」と持論を展開している。

 朝日の姿に、バブルが崩壊したにもかかわらず、不良債権の処理を先送りにするという「現実を直視しない対応」に経営陣が終始したため、経営破綻が相次いだ金融機関の姿をダブらせる。

 そして、「朝日新聞が過去に金融機関の問題先送り体質を批判してきました。自社もまた同じだった」と批判した。

 耳の痛い言葉だが、目をつぶっていては見えてこないことだろう。

 

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