孤立深まる朴槿恵氏…与党トップが異例の批判 支持率ダウン、距離置く議員たち (1/2ページ)

2015.02.04

 ■増税なき福祉「国民だますのは良くない」

 【ソウル=藤本欣也】韓国の与党、セヌリ党内で朴槿恵(パク・クネ)大統領の求心力が急速に低下している。国会議員たちが総選挙を来年4月に控え、支持率20%台に落ち込む朴大統領と距離を置き始めた。3年余りの任期を残し、朴大統領の政権運営は行き詰まりつつある。

 セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は3日、国会で「“増税なき福祉”は不可能であり、政治家がこのような言葉で国民をだますのは良くない」などと演説し、「増税なき福祉」を大統領選の公約に掲げた朴大統領を痛烈に批判した。金代表は非主流派(非朴大統領派)の議員とはいえ、大統領を支える与党トップとしては極めて異例の発言だ。

 前日2日には、党議員総会で院内代表(幹事長に相当)選挙が実施され、非朴派の劉承●(=日へんに文)(ユ・スンミン)氏が親朴派候補を破ったばかり。党の最高幹部が非朴派で占められたことから、聯合ニュースは「与党と大統領府の関係に生じる変化は小さくない」との見方を伝えていた。

 ■「これほど急激に主流派が没落…前例がない」

 左派系紙、ハンギョレは3日組社説で、「政権発足後2年しかたっていないのに、与党主流派がこれほど急激に没落するのは前例がない」と強調。「党が声を上げなければ来年の総選挙で生き残ることができない」という議員たちの「切迫感」こそが非朴派勝利の最大の理由だと指摘した。

 

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