東洋大1位 受験料割引制度導入で8割増 センター利用入試志願者ランク

2015.02.06

 本格的な受験シーズンに突入した。今週は、1月17日までに出願を締め切った私立大のセンター試験利用入試の志願者が多い大学ランクを紹介したい。

 センター試験利用入試は、その成績だけで合否が決まる方式が多い。センターと大学独自試験の成績で合否が決まる併用方式を実施している大学もあるが、少数派。センターだけで合否が決まる場合、試験場まで出かけていく必要がなく、受験料が一般入試の3万5000円の半額と安く、利用しやすい。

 高校の進路指導教諭は「国公立大第一志望の生徒にとって、センター入試で難関私立大を併願すると、私立大個別の一般入試対策を行わなくてよく、時間が節約でき、何校も出願できるのでメリットが大きい」という。

 トップは東洋大。昨年に比べて志願者が8割近く激増。昨年の志願者減の反動もあるが、入試方式や配点を変え、受験料割引制度を導入したことが理由とみられる。

 センター利用入試全体では今のところ、志願者は約1%の減少。今年は数学と理科で新課程入試となった。どんな出題になるのか、過去問がない現役生には不安が大きく、センター利用入試に出願しにくかったか。実際、センター試験は理科で得点調整が行われ、浪人生有利の結果だった。

 予備校講師は「国公立大の併願者を取り込みたい私大の思惑もあって、3科目型ではなく、4科目、5科目型のセンター利用入試を実施している大学があり、その方式では1倍台の競争率の場合もあります。一般入試より競争率が低いので、活用すべきだ」という。

 一般入試よりセンター利用が倍率が低いことはよくある。志願者が多くても、合格者に国公立大第一志望の受験生も多く、合格者を多めに発表するから低倍率になる。出願した受験生は吉報を待つしかない。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

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